接待しがいのない飲み会は切ない。
早く脱出したい気持ちと、
こんな思いがあまり相手に伝わらないように本当にできるかどうか思案してしまうし、
そんな時間すらやりきれない気持ちでいっぱいで、
やはり結局やりきれない気持ちになる。
こんな時間が長ければそれはそれで
来期も売上貢献可能かとも思えるが、
当然確証には至らない。
短ければ、取り敢えずホッとできるが来期の売上の行方が気になってしまう。
きっと商売なんてそんなもんだろうと慰めてみる。
そして、ここからどう抜け出すかが商売なんだろうとも思わされる。
飲み直して一旦忘れても、年明けまでのランデブー。
結局は忘れた筈の過去とのドッキングタイムと御対面~。
「またここからか!」
と頭を抱えているのだ。
そう、ある程度の想定は出来ているのだ。
受け入れる勇気かないのだ。
空席があってもそこには座りたくないシチュエーションがあるように。