そんなアホな

今夜は新月。

夜空から月の姿はなくなるけれど、明日になればほんの少しだけ、また見える。

月で暦を読むならば、今日は六月朔日。




もし月ならば、気付いてもらえない一夜のことを思い悩むかもしれない。

いなくなったと思われやしないかと、不安になるかもしれない。

日の当たらないことを不幸だと嘆くかもしれない。




月には意識がないから言葉に縛られない。

必要であろうが余計であっても計算しない。

けれど、「月に一度の睡眠なのに、寝苦しいなぁ」みたいな感覚はあるかもしれない。

とは言うものの

昨夜も扇風機もないまま素っ裸で寝た。

まだ６月だというのに、というフレーズが身に染みた。

雨乞いしたい気分だった。




節電の為ではないが、テレビは出来るだけ見ないようにしている。

照明つけ放題の中で冷やし放題なスタジオから節電を呼びかけられてもね。

とは言うもの、夏の甲子園中継を冷やした茶の間から観戦してるんだからおんなじか。




ラジオももっと今はテレビよりラジオって言えばいいのに。

テレビもユーチューブ番組の紹介をするくらいなら同系列ラジオ番組を取り上げればいいのに。

とは言うものの、テレビもラジオもコアなターゲット層がダブってるのかもね。




今日も暑い１日が待っている。ラジオが梅雨明けするとかしないとか言っている。

蝉がのさばり出るまで梅雨明けではないというのが私の持論。

参議院選挙がもう終わっていたら、節電なんかしなくても良かったんだろうなぁ。

とは言うものの・・・

キャンペーン中

群馬県伊勢崎市で４０.１度を観測したそうだ。

６月の４０度越えは観測史上初めてらしい。

２０１１年６月２４日埼玉県熊谷市で観測した３９．８度がこれまでの６月最高気温。




イメージはどうあれ、６月も後半になるともう気温は高いと改めて記憶しておこう。

地球温暖化・温室効果ガスＣＯ２削減・ＳＤＧｓの一連キャンペーンに、寄り添ったニュースとなることも。

アスファルトとコンクリートで塗り固められた街を歩けば、エネルギーを使って限られた空間を冷やし、

同時に発生する熱をあちこちで外へ吐き出しているのは一目瞭然だけれど。





「六月やのにもうこんな気温や。異常やな。」

「暑いねぇ、なんでこんなに暑いんやろ。」

「小さなことでも温暖化なんとかせなあかんな」

と、

そうなるべくしてなっているとか直接的に問題解決へは向かわない、

善意の第三者的に会話していれば面倒くさがられずにすむ。




折しも選挙戦の真っただ中。

今回もまた見えないところで、篤く厚く雨あられの如くお金が流されていることだろう。

選挙とはそういうもの、と決して深くは考えない。投票率はその現れの一部でもある。

無責任でも安全な選択がいい

寝苦しい夜を迎えた。

熱帯夜の寝苦しさが今から思いやられる。

朝六時台の通勤路には、マスクをつけて散歩する人が多くいる。



この国にはマスクをつける自由はないのかもしれない。

多くの人は、約束事か仲間であるサインのようにマスクをつけているように思える。

だからマスクをしていない人を、無意識に時には意識的に蔑視する人が無くならない。



マスクをつけない自由は事実上ない。

考えて判断する行為は、わがままと捉えられる。

みんなで御手て繋いで崖に向かって進んだ、全体主義の恐怖の構図と重なるのは少数派なのかもしれない。




車の通らない信号機の前で、信号待ちしている人を見ていると

新たなルールを早く決めてくれ、と指示待ちしている人が多いのかもしれない。

そんな気持ちになった。

美しいけど、食べちゃダメ？

一雨ごとに夏が近づいてくる。

身体がそれを教えてくれる。

気の利いた言葉が吐けるなら、まずはこの私を励ましたい。



紫陽花が元気に咲き始めている。

重なって行く体のだるさを軽くしてくれる。

言葉が無理でも、行動なら起こせるだろうかと天空を見あげる。




昨年までぬかるんでいた道が舗装されている。

良かったけれど、つまらなくなった。

街宣車が、虚しい言葉を力強く響かせる季節がまたやってきた。




大企業に勤めている方々へのボーナス増加が発表された。

恵みの雨は下へ更に下へとやがて零れ落ちてくるらしいと聞いている。

物価高傾向の中、重ねる価格交渉が難航したり案件を失ったりしているが、

楽観していいってこと？また騙されているだけ？