な~んにもない

もう、わけわからんわ。

熱帯夜

2023-07-28 07:37:18 | 日記
セミの鳴き声であけてゆく。

まとわりついている汗を流して、束の間の休息。

「さっきまで、確か寝てたのになぁ・・・。」



日陰を探して通勤路

ハエの様に飛び回って止まり木を探している物体と

電線に列をなして座っている鳥類たちの糞に注意を払う



ニュースは猛暑が花盛り。かつてのオピニオンリーダーも今や無い物を売り歩く壱商人。

体温を超える数字を計って見せて、街行く人のコメントを報道する。

レポーターが大変だ災害級だって言う割には、多くの人が出歩いている。




こんな気候にも関わらず、安眠を得て日々高鼾な暮らしをしている方々もあるそうな。

そのような幸せには縁遠いだけに憧れもあるけれど、貧乏性な性格には不相応な気もしている。

命短し恋せよ蝉よ
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夏になると・・・

2023-07-25 08:07:28 | 日記
各地から名乗りを上げる高校が、ひとつまたひとつ。

気の遠くなるような蝉の声に、その陰で流される涙は吸い込まれて行く。

過酷な環境の中で白球を追いかけ続けるのは何故か。




各地で納涼祭が復活し、ひとつまたひとつと花火が打ち上げられる。

夏の日の遠く苦い反省と思いでとして、敗戦が語られる日が近づいてくる。

過酷さを増して行く環境の中で、それでも戦争だけを見つめ信じて生き抜いていたのは何故か。




汗のようにどんどん溢れてくる人の波が、それぞれの目的地へと流れ過ぎていく。

朦朧としながらかもしれないが、世渡りする手段と信じて今日も戦いへと向かっているのだろうか。

テレビやラジオは、暑さと豪雨に警戒と空襲警報のように言い続ける。




ヒト以外の周りを見渡すと山も海も空気も何一つ変わらないものはない。缶詰にして保管してたとしても。

情報だけが変わらずいつまでも残り続ける。

今私たちが戦っている敵は何なのだろうか。
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時代劇考察

2023-07-22 15:41:07 | 日記

八「親分、てぇへんだ、てぇへんだ!!」

親分「なんでぇ、八、騒々しいぜぇ。」

八「何のんびりしてるんですかい。てぇへんなんですよ。」


平次「おめぇのてぇへんは聞き飽きたよっ。」



近頃は時代劇をテレビであまり見なくなった。

テレビはワイドショー・バラエティー・ドラマの三種しかなくなった。

かつての時代劇ネタは、ワイドショーでもっと過激にノンフィクションでやっている。


「なんて事を・・・許せねぇ!」

「やかましいや!この野郎!」

「てめえら人間じゃねえや!叩っ斬ってやる!」



こんな男子はもういない。

昔話として放送すらできないのかもしれない。

主人公は女子でもいいんだけどなぁ。

あっ、そこじゃなかったっけ?!



ひとつ、人の世の生き血をすすり、
ふたつ、不埒な悪行三昧、
みっつ、醜い浮世の鬼を、
退治してくれよう、桃太郎~。


と、ヒーローが見栄を切ったところで、多数決で鬼が勝ってしまうどころか、SNSの心無い書き込みに生命を保つのが精一杯なんだろうなぁ。


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梅雨明け、かい?

2023-07-14 08:39:31 | 日記
蝉しぐれを聞いていると、遠い気持ちになっていく。

いつもは前面に押し出てくる、意識が巻き起こす思考を背景に代えていくと

ほどけて行くようでもあり、澄んで行くようでもあり、痺れて行くようでもある。



コロナ明けの空気の中、小さいけれど仕事も増えつつあるが、私も遊びに行きたいと埋め合わせなしの休みっぱなしの従業員もあり
田舎へは一ヵ月以上戻れていない。

時代は益々欧米化流をつまみ食い化して行く様子。

増えてきた色の白い観光客の方々が、私には報道されている様子とは違って見える。



江戸時代もこんな流れだったのかもしれない。

元禄文化でピークを迎え、後は改革と称する倹約ばかりで息苦しくなって、黒船来航で大騒ぎとなっていく。

バブル崩壊後、消費税は増えていき、これからも消費すると税金がより多くかけられていき、AI革命の黒船がやって来た。



まぁ、そんな事はどうなるかやってみなくちゃわからない。

頭ん中はいつだって、摩擦係数の無い真空状態なんだから。

さぁ、今日も汗をかいては嫌がられ、片隅で汗をぬぐい麦茶を流し込む、と。

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常識という液体

2023-07-11 07:25:10 | 日記

梅雨時期の雨の降り方も変わり、雨の被害が九州方面で多く出ている模様。

爆弾低気圧なんて言葉を聞かなくなったと思えば、今は線状降水帯という言葉が幅を利かせている。

次は何になるんだろう。




水害の話が終われば、暑い暑いで自然環境を守ろうなんて事に、またなるんだろう。

水害も酷暑も環境への取り組みが不足しているからだ、というのが常識なんだろう。

祈るだけの時代から具体的行動の時代へという物語。




蝉の声がチラホラと聞こえ始めた。

足元では別の虫の声も。

人間社会の都合でどんどん変わって行く環境にお構いなく、たくましく営みを続けている。



多くの人達が常識に飲み込まれて行く。

決して溺れることなく、その波を上手に利用し乗っかって見せる技量が、社会的地位を決めているようにも見える。

今日も肥沃な土地に爆弾の雨が降り、残り僅かな砂浜に海洋ゴミが打ち寄せられる。

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