な~んにもない

もう、わけわからんわ。

教科書が役に立った

2022-11-29 17:39:35 | 日記
「サステナブルな観点から、今後はリサイクルされた原材料に仕様変更します。」

との案内が届いた。従来品は廃止するらしい。

だから値上げすると書いてある。一部上場会社らしい進め方だ。



「良いことをするんだから文句はないよね。」

とは書いていない。

が、多くの費用が掛かるということは、ボッタクっているか、間に入る業者が増えたのか、

あるいはどこかで工程数が増えてエネルギーをより多く消費しているからなのだろう。



A-4用紙には、どうしてより多くの費用がかかるのかには触れられていない。

試しに仕入れ業者へ尋ねてみると、生産メーカーからリサイクル処理に必要な工程では、バージン素材での生産工程より手間が必要になると聞いている、

とのことだった。

ここでも、話は半分で十分らしい。始めと終わりだけの物語イメージが大切で、間の事は気にしないという従来通りの環境物語。



子供のころの教科書を思い出し「あっ、これか。」と思った。

「ただし、真空状態での反応とする。」

「ただし、摩擦の抵抗はないものとする」

宇宙での話と思い込んでいたけれど、そうではなかったんだ。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とある深まる秋の朝

2022-11-18 08:40:59 | 日記
朝ぶろに入ることが増えてきた

泣きつかれた後のような空間に快感を覚え始めている。

夜、浴槽に身を沈められない日常が増えてきたからだろうか



幸せなようであるときと、そうは思えない時の繰り返し。

思いや考えを飛び越えたイリュージョン的感覚が、私を、意識を包み込んでいた。

そして今朝は、さまざまな欲求との付き合い方をどうしようか、なんてことが残されていた。


仕事を通した社会的役割を担う時間が近づいている。

目の前のことに集中し忘却して、また私はいなくなり、意識が残る。

それだけで十分なのに、と思う事も増えてきた。



11月は、出勤時の朝焼けの空が美しい季節。

漆黒の空が色づく速度を変えて葉を落とすように次第に夜が長くなっていく。

ロジックが作る仮想現実に今日も無視されて行く自然界での現象ほど愛おしいものはない。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夜明け前

2022-11-04 08:27:03 | 日記
気が付けば、駅に着く時間が日の出前になっていた。

駅でちょうどご来光を迎えていたのはいつ頃だったのかは思い出せない。

必要ないと無意識の壺へと放り込んでいたようだ。



オレンジともピンクとも言えない美しい色に染められた雲。

もうすぐ夜明けだという気にはなれず、まだ明け切らない夜へと重心は傾いた。

いい悪いの色付けをせずに漂わせておこうと、しばらく上を向いてホームを歩くことにした。




脳には一体どれだけの記憶が詰まっているのだろう。

年齢を重ねると呼び出せなかった時の事ばかりが気になってしまうのは、その方が都合がいいからなのかも。

今は何でも測ってみましょうの時代だから、数値化して大変だと騒ぐ時代が来るのだろう。



11月4日、今朝はそれほど冷え込みは感じない。

北朝鮮が花火の様にミサイルを打ち上げて近所迷惑をしているニュースをまだやっている。

マスコミが取り上げているって事は、まだ大丈夫なんだろうと不謹慎な気持ちになった夜明け直前。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする