他人のことは言えないが・・・

幸せもんは、自分では自覚の薄いものと聞いたことがある。

今朝、駅近くまで行くと電車が停車しているのが見えた。
遅れているのかな、と思いながら改札口まで行くと、
７分遅れの表示があった。

幸いにもいつもより１・２分早く家を出たので、
列の前頭で電車を待つことができた。
待っている電車がひと駅近づく度に
御詫びと遅れについてのアナウンスが入った。

駅のホームから落っこちた人があったのが原因という。
電車に乗ると関を切ったような流れに押されて、
大きめのリュックサックを背負った人の近くへと運ばれた。

彼が揺れ動く度に荷物が顔付近で揺れた。
何かを確認しようとする度に、またその黒い塊は揺られ、
荷物の位置を正す度に同じことが繰り返された。

荷物の主はペシミストよろしく、
困り果てた被害者面満開であった。
いけないことだか、
きっとこんな輩が転落しよってんやろな、
と思った。

雨が洗い流したもの

関東へ出戻りした迷走台風の影響で
昨日は関西でも一日中雨が降った。
幸か不幸か、外出といえば、
会社の近くを出歩く程度だった。
それでもそこは台風の影響を受けた雨。
出る度にひどく濡れた。

そんな荒れた天気ではあったけれど、
心中はいつもより揺れ動きが少ない一日だった。
雷雨決行中の我が身と波長が近かったのだろうか。

雨は夜になっても止まなかった。
路上には水溜りだらけ。
中には肩を組んで占拠された場所もあって、
足元はびちょびちょだった。

しかし、気温はグ～ンと下がった模様。
一ヶ月以上ぶりに窓を閉めて寝た。
明け方になってからは、布団に身をくるませて眠っていた。

なんだかなぁ

昨日は休みとした。
遅れている作業があるのだけれど、
来月からの忙しさも考え、
休めるのなら多少の皺寄せが残ろうと、休むことにした。

土曜の夜にそう決めてみると、身体にちからも入らず
早々に眠りにつけた。

翌日の朝、目覚めたのは８時前だった。
ハンモックに揺られ過ぎたような気だるさが残っていた。
トイレに立ち、洗面台の前へ立つと
朝からお疲れ様な目をしていた。

どこかへ行こうとか、何かがしたいとか
そんな意欲も湧くだろうと考えていたが、
雨模様だったこともあり、ほぼ一日中寝室で過ごしていた。

そして夜を向かえた。
なかなか寝付けなかった。
１２時半くらいまでは、眠りに落ちずにいた。

気がつけば、悪夢を何本か見ていた。
「またこんな夢か。けど懐かしい奴が出てきたな」
なんて思いながら時計を見ると５時前。
また、浅い眠りが続いた。

まぁ、こんなもんか

１時間程多く睡眠時間をとった昨日。
朝のスケジュールを進めて行くに従って、
次第に感覚的な軽さを感じるようには
なっていた。

午前中は効果をある程度感じながら過ごしたものの、
午後からはいつもと変わらない感じだった。

そして５時辺りには
まるでもういつもと変わらなかった。
ただ、ここ数日間のように崩れ切ることはなく、
多少の集中力立て直しが叶い、後半戦を終えた。

ちょうど帰宅しようとするときだった。
得意先からの電話があった。
他愛のない話で少し長い電話となった。
こちらの方が、効果は絶大だった。

睡眠と集中力

ここ数日間は、特に夕方５時以降になると、
集中力の回復に失敗し続けている。
何をするにしてもミスが増えるので、再確認の必要が出てくるし、
間延びするので時間がかかりすぎる。

そこで、仕事から離れて気分転換を図れば、
仕事へ戻る気力回復に時間がかかりすぎてしまう。
そんな悪循環へ陥ってしまう。

昨日の帰宅途中、
これは夏バテも一因であろうと考えた。
なので、風呂上がりでまだ身体も熱を持ったままでも
そのまま横になることにした。

帰宅して晩飯を終えて風呂から出れば
１０時半を過ぎていた。
ドライヤーで髪を乾かせたば、また汗がにじんできた。
このままじゃあな・・・と考え、
シャワーで軽く水を浴びた。

そして、パンイチ姿で横になった。
１５分ほどは、寝付けなかったかもしれないが、
今朝を向かえていた。

寝起き感はいつもと変わらなかった。
さぁ、変化は見られるのだろうか。