棚経を終え、お盆に入った
科学と理屈があれば、何でもわかる事になっている今日
あらゆる生命への供養など、原始的物語以外の意味は持たないのかもしれない
カンカン照りの時と生活のリズムが違って感じられる
お医者さんではわからない体調不良というのは、あり得ないことになって久しい
8月は自虐的歴史感を改めて確認する季節でもある
ネットでは、米国の占領政策を切っ掛けに何がそうさせてきたのかに触れる人もようやく出てきた
地上波では、原爆投下の是非問題に触れる程度で、
何故自分達がそこへ強く踏み込んでこなかったのかを語るメディアはない
矛盾や理不尽に背を向けるだけでは、
それがあるから安定を手にしている多くの人達から、
反りが合わないと干されてしまう
朝晩の虫の音が変わって来ていることや
雨に煙る山並みの美しさに触れ
暫し、空っぽな自分自身を取り戻す