号外

イギリスの感情と勘定の争いに、一区切りついた。
ユーロという環状の絆が、艦上の争いを避け、この綻びに終止符を打つ事を願う。

まだまだこれからがスタートで何が起こるかはわからない。
今や人工知能に任されていると言われる相場。
ドル円相場・ユーロ円相場共に、円高へと揺らいだ。
日経平均株価はほぼ売り一色へと反応した。
日本の人間界は、情報売買にのみ躍起になっていた。

これで、一時代を築いたアメリカ・イギリスが、
足並揃えて内向きへと転換することになりそうだ。

ロシア・中国と渡り合う為の譲れない道へと進むのだろうか。
はたまた、残された手に何かを隠し持ちながら、
肩を組み勢力図に新たなラインを引き直させるのだろうか。

だとすれば、
繰り返すのは、歴史なのか人なのか。