もう十分に
馬鹿はやりつくしただろう
もうやめなさい
エゴの闇に浸りこんで
自分の幸せばかりあさっても
何もいいことはないんだと
まだわからないのか
鼠のような
恐怖をごまかすために
きらびやかなものを
身の周りに集めても
魂の飢えは満たされない
愛が
なければ
本当の幸せはない
そのことが
まだ身に沁みないか
愛に似たものを
嘘で作って
幻の人生を生きていく
その虚しさと愚かさに
まだ迷うていたいのか
かわいそうな馬鹿者よ
まだやめられないのか
地獄の砂風のささやきが
おまえの耳元を
濡らしているというのに