黄昏の光が
背中にしみる
もうこれで終わりだと
神の長い溜息が
聞こえる
やってきたことの数々が
鎖のように重く
あなたを縛り
あなたは動こうとしない
でも
このまま何もしないでいれば
あなたはすべてを失うのだ
今
振り返って
落ちていく夕日を追いかけなければ
あなたは愛を失うのだ
最も大事な神の愛を
神が
愛してくれなければ
あなたは最もみじめなものとなって
永遠の黄昏の荒野を
さまようしかないのだ
地球上のどこにも
あなたの居場所はなくなる
馬鹿なことばかりした
人を馬鹿にして
盗んだ幸福を食い散らす
そんな人生ばかりやってきた
その愚かな罪を
すべて背負い
夕日に向かって
走り出しなさい
去っていった
神の足跡をたどって
走っていきなさい