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いもりんのヒルズ的生活+貧乏昔話

教師から起業家へ。無一文の外国人夫との超ビンボーな暮しから脱出、奮闘の末つかんだ、ちょこリッチな生活をおバカ調で公開。

ホテル(ダンジョン)の入り口が見つからない

2008年06月09日 11時28分03秒 | クレイジー・ゲーマー
東京ミッドタウンの外資系のホテルに泊まったことがある。近くの美術館でフェルメール展があったので仕事をくっつけて滞在してきた。

しかしまずホテルの入り口を見つける所からつまづいてしまった。ビルの谷間で方向音痴の私は、「ええとこっちにスタバがあるからこの辺かな?女優さんと結婚したパティシェのケーキ屋はこっちだから・・・」という感じ。立体的なロールプレイングをやっているようなものである。わざと地図(ヒント)を見ないでやろうとするゲーム感覚だったこともある。

私は聘珍樓の入り口(左右スライド扉)が見つけられなかった前科がある。例によって看板も何もなく、地味な色のいかめしい扉があるだけである。ゲームをやっていなかったら勘も働かず、廊下でずっと立ちんぼうだったかもしれない。

こんなこともあった。学生時代によく足を運んだドーナツ屋で人と待ち合わせをした。しかし時間を過ぎても相手は現れない。こんな狭い店で見つけられない筈がないと焦って探すと、なんと数年の間に地下フロアが出来ていたのである!まさにドラクエの隠し階段を探し当てたような達成感があった。

しかし現実世界に隠し階段や呪文がある訳がない。とにかくもダンジョン(ホテル)の入口は見つかった。次はロビーを見つけなければならない。長い廊下があって、エレベーターがいくつもある。45階に行くのはどれかな?こっちのエスカレーターは違う場所に行くような気がする・・・。今度はホテルから出られなくなると困るので、出口付近の目印になるシャンデリアや置物を覚えて進んでいく。(ゲーマーの習性)

とまあ、こんな風にしてようやくロビーに到達してチェックインすることができた。そして次は部屋までまた違うエレベーターで行くことになる。・・・なので、ホテルの部屋で休んだ後に、「ちょっとミッドタウンで買い物してこよう」と思い立っても、無事出口まで到達出来るか不安で止めてしまいそうになる。ダンジョン脱出の呪文も効かないしな。

たかだかホテルの出入りでこんなに楽しめる所はないだろう。ゲームのレベルは1ランクアップしたかな?

※写真はわたしが挑んだダンジョンタワー。

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