孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

品性下劣な中国人

2014年12月16日 21時00分00秒 | 良書紹介
なんとも刺激的で、日本で売れそうなタイトルの本が出版された。
ちょっと、読みたい部分もあるのでネット購入を決めた。
正月に日本に取りに帰り、退屈な機内で読むことにしよう。



本の話ではないが、中国の研究機関に勤務している中国人の友人(電話が来るたびに勤務先変わっているような気がする。中国人って永久就職うじゃないからなぁ…)から数ヶ月前に電話が来た。
彼曰く、日本のことを研究・調査していて、日本人は勤勉で汚職もわいろも少ない。
どうしたら、そういった社会を中国で作れるのか、倫理規定のようなマニュアルあれば研究したいので調べてほしいと。

うーーん、リスク管理に関しては専門ではあるので、それは専門に近い分野ではあるが、二つ返事で分かったとは言えなかった。
それから2週間後に、もう1度電話が来た時“友人だからきつい事言うけど、中国じゃ100年たっても無理じゃない”と告げた。
中国では、日本人が信じられないほどの高額わいろで逮捕される役人が続いている。 いくら摘発しても、後を絶たないのが実情で、ハエたたきのようにやってもどんどん捕まるだけで社会は良くならない。
その理由として日本や西洋社会との倫理観の違い、子供の時からの教育論の違いなど数点を理由にした。
友人はマニュアルを提供してくれるものと思って落胆したが、マニュアルに書かれていることを読んでも、それで終わってしまう。
親から子供への倫理教育、国家としての周囲を思いやる心の欠落。
悪い事をしたことの意識等、日本も最近は欠落してきたが、そういった本来の倫理観って、昔の日本人は漢字等と共に中国から学んだ事なんだよ、今度時間をとってじっくり話そうよ、と告げて電話を切った。
(注:上記の中国人との会話は日本語です)

あれから電話が来ないが、この本を見て、ふと数ヶ月前のことを思い出した。


ある神社での看板ですが、これが日本人が周囲とのマナーを守り、(少し悪い事はするかもしれないけど)わいろや汚職に走らない原点ではないかと思う。

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