孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

坂の上の雲 203高地

2011年12月18日 01時01分01秒 | 旅行(中国)
NHK 坂の上の雲で203高地の放映が終わった。 ロシア軍の銃弾にバタバタと倒れる日本兵。 明治の時代における、まさしく近代戦としての戦いが描かれている。 
2009年に大連を旅行し203高地を訪れた。 当時のことを思い出し、203高地の写真をupする。

203高地から見た旅順口。 ぼやけているが拡大すると港に停泊している船舶が分かる。


ロシア軍の150ミリキャノン砲
無邪気に中国人が写真を写していた。 戦いは日本とロシアであるが、この土地は中国のもの。
当時の大陸の状況を思うと複雑な感傷になる。


この場所から旅順口への砲撃の観測を行い、港に停泊していたロシアの軍艦を壊滅した。
後方は28センチ榴弾砲


203高地での戦いで大きな戦果を挙げた日本の28センチ榴弾砲
砲は旅順を向いていた


野木希典司令官の息子の野木保典戦死の場所。 頂上から、すぐわずかの場所です。


203高地には、野木希典司令官が作らせた10.3mの慰霊塔がある(材料は、戦闘で使用した砲弾の断片)



明治、まことに小さな国が大きな戦いを行ったものだと感じる・・・