孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”ブログ編

「孫文さんの“北京の隠れ部屋”」を「孫文さんの“多摩たまの隠れ部屋”」に変更しました。

アイレス35

2009年02月12日 00時00分01秒 | 日本雑感 (日本の話題何でも)
同じくラーメン博物館で、10分以上見つめていたのが、このアイレス35のカメラ。 子供の時自分でカメラを買うまで家にあったアイレスのカメラを使用していたので、懐かしくて涙が出てきた。
インターネットで調べてみたら、正式社名はアイレス写真機製作所で1960年に倒産とあった。
このタイプのアイレス(レンズキャップのAiresの文字が印象的だった)のカメラで写真撮影の基礎を覚えた。 当時は露出計は内蔵していない時代なので、スローシャッターの場合には絞りを幾つに変えたらよいのかと言う事が、このカメラでは簡単に知る事が出来た。
当時、小学生から中学生の頃、これでよい写真がたくさん写せた。

今のデジカメは電子玩具みたい。 カメラってのはこういう琴線に響くスタイル・性能じゃなくては、いけないと思う。
当時としては妥協の無い優秀なカメラだったと思うよ。
3万円が本当かどうか知らないけど、当時の3万円って会社初任給以上の額には驚いた。

社会人になって、リコー・ニコン・オリンパス・キヤノン・コニカ・ゼンザブロニカ等のフィルムカメラを買ったが、ともかく私のカメラ撮影技術の原点はこのアイレスカメラ。