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A Pocket Full of Smile

気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

茶寮伊勢 藤次郎の伊勢うどんノ膳を食べました。

2016-01-09 01:14:53 | グルメ
渋谷のヒカリエは会社から駅まで歩くルートによっては、通勤経路上にある場所。なので、時々寄り道しちゃうことはあるけど、レストランフロアで食事をしたことはありませんでした。でも、ちょうど仕事での外出帰りに少し早めのランチを取れることになったので、この時間なら並ぶこともなくお店に入れるだろうと思い、このたびやっとヒカリエでランチデビュー。

それにしても、どのお店に入るか悩んだ~。だって、2フロアに26軒ものお店が入ってるんだもの。でも、2つの理由で入るお店を決めちゃいました。

1、運が良ければ窓際の席で食事ができる。

2、一度行きたいと思っている場所の郷土料理。

で、入ったお店は『茶寮伊勢 藤次郎』さんです。オーナーさんは、三重県の老舗の和菓子屋さんの四代目であり、かつスイーツのコンサルタントをしているというユニークな経歴の持ち主だそうですよ。それを知ると、今回はランチだけで甘味を食べる余裕がなかったのが残念ですが・・・。

ランチは伊勢うどん、てこねずし、海老天ちらし、伊勢牛丼他数種類あり、私は一番人気の伊勢うどんノ膳にしてみました。


あっ、小鉢類が隠れちゃってる。改めて・・・


伊勢うどん、ミニてこねずし、伊勢卵の茶碗蒸し、伊勢たくあん、小鉢の5品セットです。

伊勢うどん。


一度、食べてみたかったんですよね~。お店のお兄さんが「伊勢うどんは柔らかいのが特徴です。底にたれがあるので、よくかき混ぜてお召し上がりください。」と説明して下さったので、その説明に従順に従いまぜまぜ。すると・・・。


こんなに濃い色になったおうどんの味はどんなだろ?私、おつゆの色で黒くなった東京のおうどんは食べられないから、大丈夫かと一瞬ひるんでしまったのも事実。

だから、最初のひとくちを食べて驚きました!全くしょっぱくないし、味も濃くない!たまり醤油の丸い甘さが柔らかいおうどんによくからんで、どんどん食べれちゃう。実際、後で喉が渇いて仕方がなくなるってことにもならなかったので、色が濃いだけで味付けは本当にやさしいんでしょうね。それにたっぷり入った刻みねぎとかつおぶしがアクセントになって、本当においしい。おうどんは多少コシがある方が好きだと自分で思い込んでいたけど、この伊勢うどんの柔らかさは苦手じゃないです。ほうとうやすいとんとも違うし、ただただ伸びきったおうどんとももちろん違う。この食感は新鮮でした。

そしててこねすし。


酢飯の上にづけまぐろ、ガリ、大葉が乗っています。白くて丸いのは大根。酢飯に全然、づけのタレの色が付いてないから、パッと見、味はちゃんと付いているのか心配になったけれど、まぐろにはちゃんと醤油ベースの味が付いていて、酢飯の味とのバランスも良くって、こっちもおいしい。ガリがまた、味に変化をつけるという良い仕事をしています。お酢の味って食欲を本当に増進させますよね。ダブル炭水化物でボリュームがありすぎるんじゃないかと思ったけど、お酢効果で最後までおいしくいただけました。

そういえば、茶碗蒸しにサプライズな具が入ってました。それは縦半分に切ったうずら卵!茶碗蒸しにうずら卵が入ってたのは、これが初めてかも。ある意味、たまご祭りです。

小鉢のひじきは安心の味。

だけど、伊勢たくあんの味にはちょっとビックリしました。着色料を使ってないからだと思いますが、色は割とよくあるたくあんと同じ。だけど、味がしょっぱ~い!もしかすると、この味が伊勢たくわんの特徴なのかもしれないですね。できれば、お茶漬けにして食べたいたくあんです。

ちなみにこのお店に入る理由のひとつとなった窓際に座れたけれど、渋谷の駅前は現在どこもかしこも工事中だから、あまり見ていて魅力的ではなかったです。でも、これがお昼じゃなくて夜だったら、また違う景色を楽しめるんでしょうね。

あ~、ますます一度はお伊勢さんにお参りして、そして現地で伊勢うどん&てこねずしを食べたくなりました。今年こそ行けるかな?
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ホテル木曽路に泊まりました(2日目)

2016-01-03 10:20:04 | 旅行
ホテル木曽路』さんでの2日目。


大浴場は5時から開いてるそうだけど、目覚めたのは6時過ぎ。早速、朝風呂をしに行きました!

この日のお風呂は前日に男性用として使われていた、縁覚の湯。こっちの内風呂は檜の大きなお風呂!そこにまた一人でじゃぶーんと浸かり、手も足もぐーんと伸ばしてリラックス。ほんとに気持ち良かった~!

もちろん露天風呂にも入りましたよ。雪がはらはらと舞っている日の出前の時間。ピーンと冷たい空気が張り詰めているところに湯気の柱が立っていて、またしても『極楽~!』と思っていたところに70歳代のお母様と40歳代の娘さん(年齢はあくまでも私の予想ですが。。。)がいらっしゃいました。娘さんがお母様に旅のみやげに滝に打たれてくれば、と薦めると、そのお母様、何を聞き間違えたのか「えっ?冥途のみやげ?」。おふたりとはまったくの初対面だったけど、思わず横で吹き出しちゃいました(笑)。朝から大笑いして、心も体もリラックス~。

お風呂でふやふやになった後は、お待ちかねの朝ごはんタイム!実は両親からは、ここのホテルの朝食バイキングがすごいと聞いていたんです。

確かに夜のビュッフェと数的には劣らないくらいのお料理が並んでいました。ご飯も白ご飯だけでなく、おかゆも用意されていて、もちろんパンも何種類かあり。チーズ入りのオムレツは、シェフがその場で焼いて下さる。すごい~!

ということで、しょっぱなからこんなに取っちゃいました。


これ、1人前。だって、和にするか、洋にするかを選ぶのも大変だったんだもん。これでも控えめにしたくらいですよ~。全部、おいしかったぁ~。

当然のことながら、これだけ食べたらお腹がまたしてもパンパン。なのに、チェックアウト前にはこんなサービスが。


木曽路ぷりん』という、この木曽路リゾートさんオリジナルのプリン。



カラメルシロップが別添えになっています。



これをかけると、黄金色のなんとも美しいプリンに。牛乳とたまごの濃厚さがたっぷり詰まった、とろとろのプリンにお口の中も大喜び!とろける~。またしても、デザートは完全に別腹でした。ごちそうさまでした!

スタッフさんの対応も気持ち良く、本当に良いホテルでした。

実家までの帰り道、御岳山がきれいに見えるかも・・・と立ち寄った場所があるけれど、残念ながら雲にかくれんぼしていました。


あそこにはまだ5人の方がお眠りになってるんですよね。周りの景色を見ている限り、とても噴火なんてしそうな感じじゃないのに・・・。美しい顔を持ちながら、時には突然大暴れする自然の二面性を目の当たりにした感じです。何とか5名全員が、それぞれのご家族のもとに戻れるようにと、心の中で手を合わせてきました。
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ホテル木曽路に泊まりました(1日目)

2016-01-02 21:55:17 | 旅行
明けましておめでとうございます!お休みってあっという間に過ぎてしまいますね。明日で終わっちゃうから、『今日は普通の土曜日、土曜日。。。』と自分に言い聞かせ、お正月ボケが重症にならないようにしてるのは、私だけでしょうか。

それはさておき、昨年末は両親のすねをがっつりかじってきました。両親お気に入りのホテルがあり、以前から「一度連れてってあげようと思ってるんや。」とは言われていたんですが、うまく都合が合わなかったんですよね。だけど、ついにそのチャンスが巡ってきました。そのホテルと言うのが、『ホテル木曽路』さん。

両親は長野県内から、そして私は名古屋経由で向かうということで現地待ち合わせ。最初は南木曽の駅から出ているホテルの送迎バスに乗る予定が、電車の乗り継ぎ駅の中津川駅で相当待ち時間があったので駅から出てみると、タイミング良く、中津川駅発の送迎バスに乗ることができました。途中、車窓からほんのわずか景色を眺めるだけではあったけれど、馬籠宿と妻籠宿を経由したので、なかなか良いバスの旅(?)でしたよ。

そして、これまたタイミング良く、ちょうど両親とほぼ同時にホテルに到着。お部屋の準備までもう少しだけ時間がかかるということで、ホテル内のラウンジでコーヒータイム。そうすると、支配人さんが「つきたてのお餅をどうぞ!」と、あんころ餅と赤カブのお漬物、そして熊笹茶を出して下さいました。


あんこも手作りで、なんともうれしいウェルカムスイーツになりました。

お腹が良い感じになったので、準備が整ったお部屋へ。3人で泊まるということで、親が予約してくれていたのは和洋室。これが相当広いお部屋でびっくり。

窓は大きく、下の方を見ると駐車場が見えちゃうけど、そんなのが気にならないくらい、見事な眺望を楽しめます。


親の陣地の洋室部分。


私が独り占めした和室部分。


ゆったりできる、こんなスペースも。


晩ごはんまで少し時間があるので、先にお風呂タイム。ここの温泉がすごかった!大浴場は『縁覚の湯』と『満天の湯』のふたつあり、日替わりで男女が使えるお風呂が変わります。私たちが到着した日、女性は巨大な石をくりぬいて作った湯船がある内風呂。それだけでも広くてとっても気持ちが良いのに、ここの露天がまた格別!緑に囲まれた広い空間には、水風呂を含め、5つのお風呂があり、さらに温泉の滝とサウナまであるんですよ。私たちが行った日はたまたまお客さんが少ない日で、時間帯によっては広い広い露天風呂を独り占め。そして、結構な勢いで落ちてくる滝に、あられもない姿で打たれたりして(汗)。とにかく、気持ちが良い!それにお湯が良いんですよ。アルカリ性単純泉だから硫黄臭さなんてないし、何よりお湯が肌にまとわりついて、つるつるになるんです。

いくらでも入っていられそうだったけど、実は私がこのお風呂を楽しんでいる間、両親は貸切の家族風呂へ。で、両親があがってくる時に待ち合わせ、入れ違いで私もひとり家族風呂を楽しみました。この家族風呂がまた、家族風呂と呼ぶにはもったいないくらい、広い!内風呂は余裕で6人は入れる大きさ。外には露天風呂があり、こちらも2人でゆっくり入れるサイズ。湯温が大浴場よりは高めだったから、ずっとつかっているのは難しいけれど、なかなかぜいたくなお風呂タイムになりました。

そして、お湯であったまったところでごはんタイム。会席料理などのチョイスもあるようですが、いろいろ食べられる方が良いだろうということで、私たちはビュッフェにしました。

このホテルのユニークなところは、ホテル内にビール工場があること!


レストランではキソジプレミアムラガー、黒ビールのポーター、そしてペールエールの3種のビールが楽しめます。私はペールエール(写真を撮り忘れた!)とポーターを飲みました。


そして、私は『一体、うちの親は何者だ?』と思ったのは、ビュッフェなのにサービスで別料理を一品出して下さったこと。サーモンの塩麹蒸しだそうで・・・。


お野菜まで、塩麹パワーでとってもおいしいお料理でした!

さて、ここからはビュッフェの一部。だって、全部は食べてないし、途中から食べるのに必死で写真を撮るのをやめちゃったから~。


サラダにはビーツのドレッシングをかけてみました。ドレッシングは全部で8種類くらいあったかも。


一皿目。


鯉を食べる長野県らしく、鯉のあらいがありました。子どもの頃は割と鯉のあらいを食べていたのに、もう20年以上食べていないから、懐かしくってついつい手にしました。うんうん、海の魚とは違う独特の風味は、酢味噌があるからこそお料理として成り立つんだな。ただただ懐かしいお味でした。

ビュッフェのメインは蟹の食べ放題。


決しておとなしくない我が家族。だけど、みんな静かだと思ったら、蟹と格闘中でした。私もこの立派な脚を5本ほどお腹に納めましたよ。

ちなみにステーキはその場でシェフが焼いて下さり、「お腹いっぱい!」と言いながら、2枚食べちゃいました。他にはおそばやしゃぶしゃぶ、天ぷら、牡蠣フライ、パスタなどもあり、相当充実したビュッフェでした。

お腹パンパンになるまで食べたのに、「デザートは別腹でしょ!」という母親の見事に背中を押す言葉にまんまと乗り、デザートもしっかりいただきましたよ。


もう満喫です。。。と言いつつ、食後は雪がちらつき始めた露天風呂で、1時間ほどぼけーっとして過ごしました。極楽とはこのことだな。
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