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A Pocket Full of Smile

気まぐれに何か楽しいこと、美味しいもの、素敵な場所などを書いてみようかな

台湾に行って来ました(第3日目の3)

2014-01-13 00:04:08 | 旅行
三峡老街から台北市内に帰ってきた後は、この旅2回目のマッサージタイム。中山國小駅から歩いて5分ほどのところにある『李振堂足部健康中心』へ行きました。ここも3年くらい前から台北に来ると必ず行くマッサージ屋さん。数あるマッサージ屋さんの中には、観光客用にわざと飛び上がるほど足裏のツボを強く押して痛がらせたり、スタッフ同士がずっとおしゃべりしていて何だか感じの悪いお店もあるけれど、このお店はそんな心配はゼロ。ある意味、とても真面目に対応して下さるんです。

この日は足裏と上半身のマッサージ60分コースを受けました。店長の李先生は他のお客様で手がふさがっていたため、助っ人の女性スタッフが担当して下さいました。台湾のマッサージのシステムがよく分からないんだけど、割とどこのお店も人手が足りなくなると、どこかに電話。すると数分後にどこからかマッサージ師が登場するんですよね。そのお店が直で雇っている人がどこかにスタンバイしているのか、それとも派遣制度なのか分からないけど、お客様が来た後に呼び出されてくるマッサージ師さんを何度か見かけたことがあります。

この日、施術をして下さった女性、強すぎず弱すぎずの力加減でマッサージをして下さいましたよ。日本語はカタコトだけど、身体の部分の名前は日本語で覚えてるみたいで、「あっ、そこがちょっと痛い。」って言うと、ただひと言、単語で「膀胱」と、かわいらしい声で言われちゃいました。その後にももう1ヶ所少し痛いところがあったので「そこは?」って聞くと、ニコッとしながら「大腸」。何だか2回とも妙に恥ずかしかったです。

足裏の途中で李先生が「もう何回目ですか?」って話しかけて下さったので、それがうれしくて2日後に、ちゃっかり李先生指名で、また予約入れちゃいました。

さて、マッサージをするとやはり代謝が良くなるんでしょうね。いい感じに夜になってきたし、そうなるとお腹も空いてくるってもんです。この日は小籠包よりももっとスープがたくさん入っている湯包を食べたくて、『濟南鮮湯包』へ。張り切って、看板メニューの圓籠鮮湯包に印をつけたオーダー表をスタッフさんに渡したら、なんとなんと売り切れ~!まだ7時半とかなのにっ。予想外のことに固まってしまった私に、「これ、おいしかった」とお兄さんがヘチマとエビの小籠包を勧めてくれたので、涙を飲んでそれにしてみましたよ。ただ、このお店は注文が入ってから小籠包を作り始めるので、時間がかかります。なので、酸辣湯と酔っぱらい海老も頼んでみました。

これが酔っぱらい海老。


何が酔っぱらいなのかと思ったら、紹興酒に漬けた海老なんですね。冷製で、紹興酒のいい香りがして、海老の甘みが感じられる一品。上にのってるクコの実も一緒に紹興酒に漬けてあるようで、甘くておいしい。

酸辣湯。


ここの酸辣湯はブラックペッパーが強すぎることもなく、酸味もちょうど良くておいしいです。タケノコの食感も良くて満足。タケノコと同じ大きさにカットされている赤くてプリっとしたものが入っていたので、何かと思ったけど、きっと豬血(豚の血を固めたもの)だったのかなぁ。どんな味なのか、このプリプリだけを口に入れて味わってみたけど、これと言った味はしなかったです。何だか気づけば、この日は豚の血デーになってました。

そうこうしているうちに、小籠包登場!


ヘチマと海老っておいしいのかなぁ~って少し疑ってたけれど、目からウロコのおいしさ!きっとヘチマから水分が出るのか小籠包といい勝負の量のスープが入っていて、ヘチマのシャクシャクした食感も楽しくて、あっさりしているのに旨味がギュッと詰まっていて、とにかくおいしいんです。ひと口食べたらお箸を止められなくなって、せいろの中が空っぽになるまで、ただひたすら食べ続けてしまいました。幸せだぁ。

この幸せな気分を抱えたまま、ホテルに帰りたかったので、大好きなパパイヤミルクを買ってまっすぐホテルに帰りました。


そして2件目のホテル、なかなか素敵でした。

壁にはかわいいイラストがあるし、


トイレの床もなかなかオシャレだし、


お風呂は天井に窓があるし、


リオホテル、気に入った!
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台湾に行って来ました(第3日目の2)

2014-01-12 00:02:51 | 旅行
さて、三峡老街に向かいます。教えてもらった通り、まずは板橋駅(何だか外国に来ているとは思えない駅名ですね!)へ行き、バスに乗ることになるのですが、まだまだ台湾でのバスの乗り方がよく分かっていない私。結構、ドキドキしながら板橋駅で下車。するとラッキーな事にインフォメーションセンターがありました。そこで三峡行きのバスが停まるバス乗り場と、バス番号を教えてもらいました。

板橋駅前にはなぜか移動遊園地みたいなのが来ていて、子供だけじゃなく、大人もたくさん順番待ちをしていました。


そうだ、台湾のバスって慣れるまではちょっと乗るのが難しいんです。日本だとバス停に誰かいると必ずバスは停まってくれるけれど、台湾では手を挙げて、乗るという意思表示をしないといけないんです。目の悪い人だとどこ行きのバスなのかを見極めるのが難しいんじゃないかと思ってしまいます。でも今回は同じバスに乗る人が何人かいたので、その人達が停めてくれたバスに乗れたのでひと安心です。

ところがこのバス、ただの路線バスだと思っていたら、高速に乗るわ、普通車をガンガン抜かすほど飛ばすわで、交通マナーはあまり良くない台湾だけに余計にスリル満点でした。

だけど無事に『三峡老街』というバス停に到着。しかしここから次の試練が・・・。別に下車したところすぐに老街が広がっているわけじゃないんです。案内板もなく、そもそも私は地図さえ持っていないし、古い街並みに興味があると言って教えてもらった場所だから、どんなところなのかの予備知識も一切なし。お~、困った。こうなったら勘で歩くしかないですよね?だって、中国語も一切話せないから、誰かに道を聞くわけにもいかないんだもん。なので、右と左を見比べ、心持ち人が多そうな方向に進んでみましたよ。

すると川が見えてきたので、川沿いを何となく歩いてみると、奇跡的に到着!ここに来ると、突然多くの人が遊びに来ているのが見えました。


赤レンガの建物がいい感じの街です。派出所だって、こんな感じ。


レンガ造りの街並みって、温かい感じがしていいなぁ。


スズメもこの街並みを見下ろすのを楽しんでる感じです。


さて、遠出をしてきたこの街で、ついに前から気になってはいたけれど、手を出す勇気がなかった食べものデビューを果たしてしまいました。それは豬血糕。これ、豚の血ともち米を混ぜて蒸したお餅みたいなもので、タレとピーナッツ粉、そしてパクチーが周りにくっついています。ゲテモノだと思う反面、あまりにも台湾の人たちがおいしそうに食べているので、勇気を出して試してみました。だってこのお店、すっごく行列もできてたしっ。


串刺しにされた豬血糕はこんな感じ。蒸したてだから熱々です。


食べた感想は・・・これ、絶対食べた方がいいです!食わず嫌いはダメですね。生臭さとかは一切なく、モチモチ感がアップしたきなこ餅みたいで、本当においしいです。勇気出して良かったぁ。

三峡は金牛角というクロワッサンに似たパンで有名な街だけれど、豬血糕でおなかがいっぱいになったので、金牛角はお持ち帰りすることにしました。




これ、中に小豆、バナナクリーム、パイナップルクリーム、チョコクリームなど、いろんな味があるんですよ。この金牛角を半分に切ったものをコーン代わりにしたソフトクリームも、あちらこちらで売られています。

この街に行くようにオススメしてもらえて、本当に良かった。お店もたっくさんあってすごく楽しいです。橋のほとりには、こんな狛犬さんみたいなカワイイ像もあるしね。


散々、街を散歩した後は、このワンちゃんに見送られて台北市内に戻りました。



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台湾に行って来ました(第3日目の1)

2014-01-11 00:09:29 | 旅行
大晦日にはカウントダウンの花火があるから、大勢の人が街に出るし、電車の本数を増やそう~なんてことはなく、花火を見た後は30分も待って、やっと1時間に2本しかない電車に乗れ、宿に戻れたのは1時半頃。そのせいか、早起きなんてとってもムリな状態で幕を開けた、台湾3日目。

この年末年始っていう時期はやはり観光客が多いらしく、泊まる場所を探すのも一苦労で、宿泊場所を引っ越さないとダメでした。でも違うところに移れて、結果としては良かったです。チェックインは午後なので、とりあえず荷物だけ先に預かってもらって、まずは朝ごはん、朝ごはん。

凝りもせず向かったのは、前日と同じ『阜杭豆漿』。ところが到着が遅くなった分、行列の長さがハンパない!前日に並び始めた場所まで列が進むまでに30分はかかりました。途中、行列の横で「焼きいも~、焼きいも~、おいしいよ~!(・・・と多分言ってた)」という、おばちゃんの甘いささやきに心が揺れながらもグッと我慢。


結局、朝ごはんにありつけた時には、11時半になってました。もうディズニーランドより並んだ気分だし、これって朝ごはんじゃなく、ちょっと早いお昼ごはんですよね。でもどうしても食べたかったんです、鹹豆漿と厚餅夾蛋。


鹹豆漿にはネギ、ザーサイ、桜えび、カリッカリの油條なんかが入っているので、豆乳というより豆腐スープという感じです。少し時間が経つと、豆乳がおぼろ豆腐状態になるんですよ。

厚餅夾蛋はこのお店自慢のネギパンに卵焼きがサンドされてるんです。これ、シンプルな味なんだけど、たまらなくおいしいです。台北に来たら、一度はこの組み合わせを食べないと後悔するくらいです。

ボリューム満点の遅い朝ごはんを食べた後は、『三峡老街』へ向かいます。でも手元にあるのは、前日に行ったお茶屋さんで教えてもらった『板橋駅からバスが出ている』という情報のみ!どこ行きのバスに乗るのかも分からないし、地図もない。さて、方向音痴の私は無事にたどり着けるのでしょうか・・・。


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台湾に行って来ました(第2日目の5)

2014-01-10 00:24:48 | 旅行
年越しの花火を見れそうな場所への通過点として、まずは台鉄の松山駅近くにある饒河街観光夜市へ行きました。ここは長さ500メートルに渡って、いろいろなお店が出ている人気の夜市です。




まずはこの夜市の中でもダントツ人気ナンバーワンと言ってもいい胡椒餅を買うために、『福州世祖胡椒餅』の列に並びます。





ここの胡椒餅は台北駅近くの支店でも買えるけれど、やっぱり本店(と言っても屋台)で買わなきゃね。炭火を入れた鉄釜で焼かれた胡椒餅は熱々。中にはみっちりとお肉が詰まっています。


おいしいんだな、これが。

しかし、ここの夜市は人がとっても多い。とにかくヨチヨチ歩きでしか前に進めないくらいなんです。でも、左右に並ぶお店をゆっくり見ながら歩くには、ちょうど良いペースなのかも。

胡椒餅だけではまだおなかがいっぱいにならない。しかもせっかく来たなら行列ができているお店で何か食べたいとキョロキョロしながら歩いていると、ありました!行列というより、そこはテーブルと椅子があるので、席が空くのを待っている人たちが常にいるお店が・・・。それが『三兄弟薬燉排骨店』。あまりの忙しさに、中国語は理解できないながらも、お店のお兄ちゃんたちの言葉が結構荒くなっているのを感じるくらい。でもここでひるんではいけません!空いた席にすばやく滑り込み、忙しく動いているお兄ちゃんの一人を引きとめ「スープ、スープ」と注文。そう、ここは魯肉飯と店名にもある薬燉排骨という、薬膳スープのお店です。このスープが結構豪快で、骨付き肉が器からニョキニョキそそり立つくらい入ってるんです。


見かけは豪快だけど、味は思いのほかあっさりです。甘みがあって、漢方の味も強すぎずおいしいんです。お肉はそのままだと味気ないけど、テーブルにおいてある豆みそみたいなのを付けて食べると、途端においしい味に変身です。気付くとお肉を手に持って、かぶりついていました。

スープを飲んだ後もそのまま夜市をぶらぶら。あらら・・・具が入ったトースト屋さんのところに、なぜか半沢直樹がいましたよ。


そしてとどめにデザートを。日本では見かけない不思議なクレープ(?)があったんです。でっかいピーナッツキャンディーを削ったものとアイスクリーム、そしてパクチーを皮で包むもの。




パクチーは好みで入れる形なんですけど、ただ「入れる?」って聞かれ、何か分からないまま「入れる!」って答えたところ、入っちゃってたんですよね~。パクチーは好きですけど、アイスとパクチーの組み合わせは不思議でした。でもこのスイーツ、おいしいです。

これだけ食べていると、さすがに年越しの時間が近づいてきました!

そしていよいよ待ちに待ったカウントダウンです。ちょっと遠いけど、一応台北101の姿が拝める場所を確保。中国語は分からないけれど、分かる範囲で周りの人と一緒に中国語でカウントダウン!そして2014年になった瞬間、爆発並みの花火が台北101から飛び出していました。結構な迫力に、私の前でしっかりとパパにしがみついて花火を見ていた男の子の姿がかわいかったなぁ。










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台湾に行って来ました(第2日目の4)

2014-01-09 00:01:16 | 旅行
年越しの花火まではまだまだ時間があったから、中正記念堂へ。別に蒋介石さんのファンでも何でもないんだけれど、蒋介石さんの記念品が飾られている文物展示室を見るのは楽しいし(今回は中には入らなかったけど・・・)、何よりも中世紀念堂、国家戯劇院、国家音楽庁が一堂に介している、あの広々とした敷地の中にいるのが好き。敷地正面にある門なんて高さ30メートルもあるそうで・・・。その前でお庭の手入れを一生懸命してる方たちの姿に、少し懐かしい感じを覚えました。


ワンちゃんと写真を撮れて、笑顔でいっぱいのかわいい子供もいたり・・・。


と、思っているうちに人の動きが何だか変わり、一糸乱れぬ行進をしながら衛兵さんが登場。


ブーツのかかとで床を蹴りながら歩く姿、そして時々、銃を床にたたきつける音に、こちらも背筋が伸びる気分。この方たち、蒋介石さんの像を守ってる時は微動だにしてないんですよね。まばたきひとつしないんです。真夏の暑い日に汗が目に入っても、虫が飛んできても、動けないんですから大変なお仕事です。

この時は国旗を降ろす儀式が行われました。


この儀式が終わってまもなく、本格的に日が暮れてきました。



さて、この後は花火が見れる場所を探しに、そして夜ごはんを食べに、饒河街観光夜市周辺に移動です。

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