ミナミのフと思ったこと…

福知山の眼鏡店 眺望工房ミナミの店の情報、その他。店主 南薗の日常の感じたことなど。

器械

2014-07-15 17:03:46 | 店のこと

 蒸しますね。

水ばかり飲んで、バテ気味です…。

 

そんな中、大荷物を抱えて眼鏡の器械メーカーの方来店。

飛び込みで回ってるそうですが、この暑さの中大変です。

最新器械をデモンストレーションしていただきました。

いや~すばらしいの一言。

ですが、店の器械は壊れているわけではないので大丈夫。

でも欲しい気もあって…。

 

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前の…

2014-07-14 16:12:45 | 店のこと

 サッカー終わりましたが、なんか後味悪く、今の空模様のようにモヤモヤしています。

スカッと楽しいニュースが待たれるところです。

不健康な爆笑を誘う某議員のようなのはもうお腹いっぱいです…(笑)

 

 前オーナーと奥様来店。

最近見えにくいとの事で検査しました。

前オーナーも見つめる中、検査するのはどこか緊張しますね(笑)

「久しぶりに働きますか?」と前オーナーに聞くと、

「もういい、もういい」とのことで残念。

ちょっと見たかったなあ…

 

「眼鏡の詩」

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ペン立て

2014-07-12 18:31:18 | 店のこと

 蒸しますね。

冷夏というのはなくなりそうです。

水分補給忘れずに!

 

 お客様用のボールペンをさす「ペン立て」新しくしました。

今までは自作のものだったので…。

 

喫茶店&ギャラリーで硝子細工の展示がありまして、そこで入手しました。

まだ駆け出しの方でしたがどれもこれもすばらしかったです。

もっとゆっくり見たかったですが…。

割らないようにしないと…。右に切れてる物体は紙で作ったもので今回引退。乙!

 

 

「眼鏡の詩」

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けーる

2014-07-11 17:22:50 | 店のこと

 なんか怪しい天気ですね。カンカン照っていたのに今は雨。

暑すぎるのも困りますが…。

 

人生の大先輩のお客様の話です。

大先輩方の話は元の生活スタイルからして、時代とともに大きく変動しています。

そんな昔話を聞かせていただくのは貴重で楽しみです!

 

今日聞いた話は…ちょっと反応に困りました(笑)

 

戦時中の食糧難。「木の根」や「カエル」も食べたというのはよく聞く話。

そのよく聞く「カエル」の話だったのですが、それがあまりにリアルに語るもので…(泣笑)

カエルを丸ごと焼くと足がピーンと伸び、手(前足)は内側にズズズッと寄っていくそうです。

最終形態として手はお祈りするように合わさって、まるで念仏を唱えるように見えるそう…。

 

このお話を聞いてどう返せばよかったのでしょう…?(笑…っていいのか?)

 

「眼鏡の詩」

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ウクライナ

2014-07-10 17:27:25 | 店のこと

 最近ニュースで変なウソツキキャラがよく出て世間を騒がしています。

サムラゴーチ以上はないだろうと思いきや、あの議員の破壊力はとどめをさした感じです。

オボカタさんはまだわかんないのか…。

 

店に一人の白人女性が入ってきて、片言の日本語で

「民芸品買って」といってるようです。

メモ見ながらの話でしたが、どうも学費の足しにするとの事。

事の真偽はともかくとして見せてもらうと、マトリョーシカとかロシアっぽいものが箱の中にずらり。

どこから来たの?と聞くと、なんと「ウクライナ」

情勢の話は全くしませんでしたが、かわいいボールペンがあったのでそれを買うことに。

ガンバレ!

 

世界に目を向けてみると、火薬の匂いの話が終わりません。

あんな議員のことで騒ぐ日本はまだ平和…今のところですが…。

<¥1000 芯は交換できる模様です。実に平和そうな顔です。>

 

「眼鏡の詩」

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折り紙

2014-07-07 17:10:03 | 店のこと

 唐突で申し訳ありませんが、明日お休みさせていただきます。

 関西まで行かなくては行けないのですが、台風がどうなるか…。

 

 お客様に店のディスプレイ等に色々頂くことがあります。

その中で、折り紙のバラがあるのですが

「皆さんに差し上げてください」との事で、欲しい方に差し上げていたのですが…ついに在庫切れ!

バラの折り紙は評判よかったので困りました…。「また折って」と頼むわけにもいかないし(笑)

困り果てて…ついに自らチャレンジ!

 

折り紙は子供のころ鶴折った以来???でしたが、何とかなりました。…一応ですけど…。

手前の二つは同じ大きさの1枚の折り紙で作っていますが、出来上がりが違ってきます。

下から見ればわかるのですが、紙の表面だけ見えるものと、裏面も見えて組み込むものとに分かれます。

左側が「川崎ローズ」で、折り紙で博士号をとったという川崎敏和氏の折り方です。

右側が「福山ローズ」で↑を発展させた福山の高校で生まれたもの。

どちらも途中までは同じです。

ちなみに山口氏(折り紙セットについている折り方見本で名前をよく見る)の「マコトローズ」もやってみましたが、

キレイに仕上がらない…。

 

全く触れたことのない世界でしたが、正直楽しいです!楽しすぎです!!

調子に乗って最近いろんなものを折りまくってます。

 

 

「眼鏡の詩」

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半盲とプリズムレンズ⑧

2014-07-05 15:49:07 | めがね

  続きです。

 

結論から申しますとAさんの選んだのはやはり、「フレネル膜プリズム」のほうになりました。

(実際選んだフレームは膜に人からの視線が行きにくい枠を選んで頂きました。現物は伏せさせていただきます)

実用面から言えばそうなります。

もう一つのほうは予想されていた結果、といえばそうかもしれません。

しかし「無駄」とも思っていません。

 

「このパターンはこんなもの」、で仕事を終わらせるのは簡単でラクなのですが、

しかし、その人その人で感覚は違います。

視力1.0でも「よく見える」と感じる人、そうでない人がいるように…。

 

Aさんの場合、今回お作り頂く半年以上前にもご来店いただきましたが、医師の診断の確認を…と一度お帰りいただいてます。

そして再来店後、状況的には全く以前と変わっていない現状でした。

それを見てはじめに帰さずに対応したほうが不自由な時間が短く済んだかも…と申し訳なくなりました。

 

私なりの最善を尽くそうと思うと、やたらと時間がかかる場合もあります。

それはスピードの時代とは逆行しているのですが、眼鏡は時代に左右されない部分を持つジャンルだとも思っています。

今後も出来る範囲で、出来ることを、出来るだけ頑張りたいと思います。

 長々スイマセンでした!

 

「眼鏡の詩」

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半盲とプリズムレンズ⑦

2014-07-04 16:14:38 | めがね

 今日はアメリカ独立記念日。

起草委員のフランクリンさんお疲れさんでした。

 

というわけで「フランクリン・バイフォーカル」を応用したメガネです。

 

上下に分かれている「フランクリン式」に対して横に分かれています。

視線を右に送ったときの位置にプリズムレンズを組み込んでいます。

これは見たこともなく、当然作るのは初めてです。

手作業で削っていかなくてはいけないので大変でした。

というか視線の位置決めに失敗したり…使う人が怪我しないようにとか…とにかく時間がかかりました。

 

それで、フレネル膜と較べてのメリットとしては、

・レンズの筋が目立たない。

・像がクリア

デメリットとしては、

・プリズム量が少ないので(大抵のレンズは3プリズム、多くて5プリズム程度)死角のカバー量も少ない。

 

となります。

普通に考えて、デメリットのほうが比重が高いように思います。

しかしそれはメガネ作る側の言い分で、使う人の立場としてはどうか?

というわけで、フレネル膜今回のメガネとあわせてお貸しし、しばらく使ってもらいました。

 

次回今度こそラスト。スイマセン。

 

 

「眼鏡の詩」

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半盲とプリズムレンズ⑥

2014-07-03 16:43:04 | めがね

 続きです。

 

遠近両用のメガネはいくつかの種類に分かれるのですが、大きく分けて

「累進」と呼ばれるものと、「二重焦点」と呼ばれるものと2つで、現在は前者が多くなっています。

左図は「累進」のレイアウト図で、実際のレンズは度数変化の境目は外見上見えません。

右図は近くを見る部分は小窓などと呼ばれ、外見上境目が見えます。

 

どちらも左右一枚ずつのレンズがフレームに入る、というのは普通のメガネと変わりません。

 

で、問題のフランクリンの発明した遠近両用です。

「フランクリン・バイフォーカル」と呼ばれている遠近両用です。

これはフレームの上側に「遠用度数のレンズ」、下側に「近用度数のレンズ」、

それを左右で計4枚のレンズを使います。

しかし上に遠用、下に近用というレイアウト自体は現在のものと変わりません。

 

「累進」の技術が進み、現在では「フランクリン式」は完全に消滅…したわけではありません(実際に見ることはほぼないですが)。

実は今でもこの方式には大きなメリットがあるのです。

左右に大きくレンズ度数差がある人(不同視)の場合、視線を上から下に向けたとき

左右で像の位置がずれてしまい、つらくなります。

こんなとき、一枚のレンズより、遠、近と2枚のレンズを組み込めば解決します。

(理論的なことは今回は省略、もう一つ二重焦点でもこの問題を解決する特殊加工がありますが、これもまたの機会に)

 

とにかく4枚のレンズを使う!というのがフランクリン式のポイントです。

 

長くなって申し訳ありません。次回で終わるハズです。続きます…。

 

 

 

「眼鏡の詩」 

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半盲とプリズムレンズ⑤

2014-07-01 17:56:22 | めがね

 今日から7月後半スタートです。よろしくお願いします!

 

Aさんにフレネル膜プリズムを組み込んだ仮のメガネを1週間使っていただきました。

感想はというと

「確かに見えなかった部分がメガネを通して見える!」

とひとまず成功。しかし…

「膜プリズムの線が気になる」

という問題を訴えられました。

 

フレネル膜プリズムは構造上、どうしても線が入ってしまうのは避けられません。

人から見られたときの問題です。

 

自分から見たときの問題としては、プリズムを通すと収差でにじんだりして見えやすいです(実は普通のメガネでもあるのですが)。

これは光の波長が400nm(藍)~780nm(赤)まで長さが違うため、光の曲がり方が違うため…、

まあ、プリズムレンズ通すと虹色に…というのはご存知の通りです。

 

ともあれ、「見られたときの違和感」こればかりは現時点では解決するのは難しいです。

しかし、ひとつ出来るとすれば…と思いついたのが、超いにしえの方の、メガネ作製のアイデアをアレンジすることでした。

 

そのいにしえの方の名は「ベンジャミン・フランクリン」。

そう、アメリカ独立の父です。お札の人です。18世紀に政治家だったり学者だったりした人です。

他には、凧を使って雷は電気であることを証明した「フィラデルフィアの実験」が有名でしょうか。

そして、あまり知られていないかも知れませんが、実は遠近両用メガネはフランクリンが発明したといわれています。

わたしはこの人の作ったシステムをアレンジ出来ないかなと考えました。

 

続きます。

 

 

「眼鏡の詩」

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