今日はアメリカ独立記念日。
起草委員のフランクリンさんお疲れさんでした。
というわけで「フランクリン・バイフォーカル」を応用したメガネです。
上下に分かれている「フランクリン式」に対して横に分かれています。
視線を右に送ったときの位置にプリズムレンズを組み込んでいます。
これは見たこともなく、当然作るのは初めてです。
手作業で削っていかなくてはいけないので大変でした。
というか視線の位置決めに失敗したり…使う人が怪我しないようにとか…とにかく時間がかかりました。
それで、フレネル膜と較べてのメリットとしては、
・レンズの筋が目立たない。
・像がクリア
デメリットとしては、
・プリズム量が少ないので(大抵のレンズは3プリズム、多くて5プリズム程度)死角のカバー量も少ない。
となります。
普通に考えて、デメリットのほうが比重が高いように思います。
しかしそれはメガネ作る側の言い分で、使う人の立場としてはどうか?
というわけで、フレネル膜今回のメガネとあわせてお貸しし、しばらく使ってもらいました。
次回今度こそラスト。スイマセン。