ミナミのフと思ったこと…

福知山の眼鏡店 眺望工房ミナミの店の情報、その他。店主 南薗の日常の感じたことなど。

ヒッチハイク?

2022-03-19 15:15:17 | 店のこと
高齢女性の方来店。車から降りられたので、てっきりご家族の方に連れられていらっしゃったのかと思っていました。しかし車の方は「駅で声を掛けられて…」と女性の方を乗せてきてくださったようです。つまりは知り合い、ご家族でもなく、ヒッチハイクをしたという構図が見えます。車の方は去り(すごくいい人達でした!)
そして高齢女性と店でお話し伺いました。しかしメガネ作るには検査していて不安な部分もあり、眼科で検査が必要なことをお伝えしました。一応これで今日はお帰りいただくことになったのですが、問題は帰り。とても駅まで歩ける足でもなく(本人は大丈夫というものの雨も降ってきた)、タクシー呼びましょうとお伝えしました。その時に住所を聞いたのですが、なんと思い出せない様子。身分証明なども持っていないみたいです。そしてご自身でカバンの中を探っていると封筒が出てきて、「やったあ手がかりが!」と思ったのですが…。そのかた封筒に書いてあった自分の名前を見て、「ああこれは昔の名前、苗字は同じだけど下の名前は今違う」と謎発言!泥沼にはいることを覚悟しつつ、本人の記憶をたどることにします。どうも生まれは他市でそこからう~んと行き詰ったところで、福知山市の住所一覧を順番に私が読み上げ、確認してもらうという地味な作業に入ります。「大江町?」「う~ん、そこまで遠くなかったような」「三俣?」「近いような…」という具合。乾燥で普段手がカサカサなのにこの時は手汗じっとりとなりました。警察の保護をと頭をよぎって沈黙した瞬間、ご本人から「○○!」と思い出した様子!「番地は?」「○○」と完全に記憶が戻った!しかしまた忘れられては困るので、メモ取り、会話の端々に住所と番地をぶっこみました。タクシーに乗せるときにも確認してようやく帰られました。見送った瞬間背中にどっと汗が。
コメント
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