ミナミのフと思ったこと…

福知山の眼鏡店 眺望工房ミナミの店の情報、その他。店主 南薗の日常の感じたことなど。

調整⑥

2016-05-27 16:46:49 | 調整

 暑いですねえ。

蝉が間違えて飛び出てきそうです。

このまま夏…とはならないでしょうけど。

 

 調整の続きです。

光学的調整の部分ではとりあえず今回で終わろうと思います。

 

メガネレンズは、眼球の角膜頂点から12ミリ離れているとの計算で作ります。

これは一応の決まり事で、ケースによっては変えなくてはいけない場面も出てきます。

凹レンズの場合、眼からレンズを離すと矯正効果が弱くなり、近づけると強くなります。

凸レンズの場合、その逆になります。

例えば近視用コンタクトレンズで「-4.00D」ぐらいの度数を使っている場合、

メガネの場合は「-4.25D」になります。(計算では多少ズレが出ますが、度数は0.25刻みなので)

これはあくまで矯正効果であり、このコンタクトの人がこの度数にするわけではありません。

この矯正効果も度数が強ければ強いほど、レンズ後面と角膜頂点の「頂間距離」の問題も大きくなります。

「頂間距離」の問題は、度数だけでなく、像の大きさや、歪みも…。

…書いていくとちょっと増えそうです。

次回こそまとめます!すみません!

 

 

 

 

 

 

コメント
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