シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

「顔ニモマケズ」について思うこと

2017-03-23 00:19:58 | 読んだ本
地上へ誕生してくる時、魂そのものは地上でどのような人生を辿るかをあらかじめ承知しております。潜在的大我の発達にとって必要な資質を身につけるうえでそのコースがいちばん効果的であることを得心して、その大我の自由意志によって選択するのです。その意味であなた方は自分がどんな人生を生きるかを承知の上で生れて来ているのです。その人生を生き抜き困難を克服することが内在する資質を開発し、真の自我──より大きな自分に、新たな神性を付加して行くのです。
『シルバーバーチの霊訓(1)』


そっか・・・シルバーバーチの言うとおりだ。
見た目は産まれてくる前に選んだものだった。
だから、社会の視線に苦しむ私も彼等も決してお気の毒ではない。

・・・・で、なければ、マイノリティーの部分が霊的成長の糧にはならないではないか。

私は知ってる。

人ってすぐに美しい異性に目を奪われ、LGBTを鼻で笑い、人の触れられたくない心を土足で踏み荒らし、撮られたくないのにスマホを平気で向けてくる。
スピリチュアリストであってもだ。
見た目や個性が大枠の中に収まっているからという理由で、人と違うというだけで踏みにじられた経験も、歩くだけで笑われるような経験もないから仕方がないことだと思う。

「顔ニモマケズ」という本は、やっぱり読めないかもしれない。
だけど、この本を世に出そうとした方々、痛みに堪えながらインタビューされた方々に、心からお礼を言いたいと思います。
そっとしておいて欲しいということを社会に伝えてくれてありがとう。

あと、できればこのような方々こそ、シルバーバーチの語る真実に耳を傾けてほしい。
私たちの「見た目からくる苦しみ」は、新たな神性を付加するための学びなの・・・・諦めでも受容でもない。学び以外のなにものでもないの。
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