シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

憑依体験

2013-08-02 14:00:11 | 憑依
以前 ネットの色々な掲示板で、自分の腕試しに依頼者に占ってあげていました。
その掲示板には、霊感の強い女性がいて、彼女とチャットすると、
彼女が食べているお菓子の匂いとかが私のパソコンからしてくることがあったんです。
その内、なんとなく占う前から依頼者ことがわかるようになったんです。
夜明けまで、チャットをして、極度の睡眠不足になった時、「アマテラスの巫女」と名乗る霊が私に囁きかけ出しました。

同時に2歳の子供が「空に大きな蛇がいる」と変なことを言い始め、閻魔大王のような四角い帽子を被った人ばかり落書きしだしたのです。

夜、その子を連れてお散歩すると、帆船によく似た雲がぽっかり浮いていますし、家の中は始終パチパチと木の裂けるような音が聞こえ、私の2階の部屋はいつも異常な寒気がしていました。

そういう状況の中、「アマテラスの巫女」に色々な神事のしきたりを教えてもらって 有頂天になっていきました。

「占い仲間と縁を切れ」 という命令で、縁切りメールを書いたり、どんどん孤独になっていくとともに、霊の要求はどんどんエスカレートしました。

言われるがままに家中のお札をコンロで燃やしたり、神社で膝をついて2時間もじっとしてたり、明らかに異常な行動を取るようになりました。風景も白黒っぽく見えるのです。
白黒の背景に花だけが鮮やかに見えたり、視覚も異常になっていきました。
食事も喉に通らなくなって、かなり痩せてきました。

そのうち、「アマテラスの巫女」だけではなく、男霊も私に囁きかけるようになりました。
「私のことをとても愛しているので、霊界でずっと待っている。」
と何度も言ってくるのです。
この霊はホテルの前から私についてきて、私にずっと付きまといました。

他にも別の霊が、もう何人もの声が聞こえてきました。

ついに、「アマテラスの巫女」が
「私の体を使いたいから引き渡せ!」と 言い出しました。
「今から儀式を行うから、外に出ろ」と 頭の中で声がして、外に出たら 夜空には出雲の神話のような格好の人の雲が沢山浮かんでいるのです。

私は体を明け渡さなければいけないな、と覚悟しました。

そして、次の日から、一つの体に「アマテラスの巫女」がいて、それを遠くで見ている私という奇妙な感覚になりました。

数日後、友人が私を自宅に招いてくれて、江原さんの「オーラの泉」という番組を見せてくれました。
きっと私のことを心配してくれたんだと思います。
帰りに、同じく江原さんの本を貸してくれました。
そこには 数行ですが、シルバーバーチの霊訓の紹介が書かれていました。

早速シルバーバーチの霊訓をネットや図書館で読んで、驚愕しました。

シルバーバーチの謙虚さ、崇高さに圧倒され、自分の低い霊格を恥じました。

私が置かれているのは「憑依」という危険な現象だということもわかり、無視し続けることによって、程なく低級霊との縁も切れました。
娘も奇妙な絵も描かなくなり、部屋の寒気もとれ、パチパチという音もなくなり元の生活に戻りました。

しかし、大変怖い経験をしたからか、暫く心臓が痛み、白髪が急に出来始めました。

周囲が異常に気がつくころには、憑依が進んでしまっている状態だと思います。

憑依は何より、霊に関する正しい知識がないことから起こります。
私は 霊が神様の名前を使うので、すっかり信じてしまいました。
当時流行っていた江原さんでさえ全く知らないし、霊とか憑依とかに対して 全く知識がありませんでした。

今から考えてみますと、騙すことを目的とした低級霊のグループだったような気がします。
私を脅す役、慰める役、横から私に間違った知識を教え込む役、私の自殺を促す役、ギャラリーの役・・・軽く5人以上ですね。本当はもっといると思います。
詐欺集団と同じくチームを組んで行動しています。
そして、うまい具合に誘導して 周囲から孤立させ、正常に考える力を奪います。

私はコンプレックスという弱点を狙われました。
憑依されかけの時、そのコンプレックスが、すごく強調されるのですよね。
私は「容姿」・・。
「こんなに不細工な私は生きるより、死んだほうがいい」
と 思うようにされるのです。
そして、「死んだら今の容姿が美しくなるし、私を愛してくれる男が待っている。」
こういうことを囁いて、生きることを諦めさせ、憑依を促進させるのです。

そして、「自分だけが選ばれた人間だ」と自尊心をくすぐります。
「世界を救う」とか「神とコンタクトをとる」とか、大きく出ているHPとかありますね。
私もそう囁きかけられていたのですから・・・

コンプレックスを散々つつかれて自己評価が低くなっている状態で、
「あなたは特別だ」
と言われたら 誰だってその言葉に なびきます。
女性は特に 愛されたい という願望がありますから
「あなただけを愛している」 その言葉を間に受けてしまいます。

私の友人の知り合いが 精神病院に入院しています。
彼女は井川遥さんに似たに美人で、夫、子どもの3人家族なんですが
それでも、入院する前に
「(男霊が)私のことを好きだというのよ。夫もいて困るんだけど・・」
と、言っていたそうです。

私と同じです。
これが女性に憑依する手口なんだと思います。

もし、私のこのブログを読んで思い当たる人がいらっしゃったら
憑依されてます。

真っ向から憑依だと言っても自分は特別だと思いこんでいるから通じないと思います。

シルバーバーチの霊訓を読んだあと、

スピリチュアリズム普及会のニューズレター

を読んで、あまりの正確さに驚きました。
そして、完全に憑依から足を洗うという経緯を辿りました。

憑依されている人にいきなりニューズレターは受け入れられないかもしれませんが
ひょっとして、自分の今の状態はおかしい?と思ったときにサッと知識をいれると
それが呼び水になって急速に回復するかもしれません。

憑依で苦しんでいる人たちが一日でも早く復帰できるように
そして、知識も持たずに危険な状態にいる霊媒体質者の方々ために
私の経験を書かせてもらいました。

スピリチュアル系の方 気をつけて下さいね。

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