シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

宗教の矛盾

2014-05-16 11:27:20 | 宗教
「何ゆえにあなた方は全智全能の神を一個の人間と一冊の書物に閉じ込めようとなさるのです。
宇宙の大霊が一個の人間あるいは一冊の書物で全部表現できるとでもお考えですか。
私はクリスチャンではありません。
イエスよりずっと前に地上に生をうけました。
すると神は私には神の恩恵に浴することを許してくださらなかったということですか。」
『シルバーバーチの霊訓5』


私は中学生の時、エホバの証人という宗教に染まったことがあります。
当時イジメで悩んでいまして・・
そんな私を優しく受け入れてくれる人たちばかりで居心地が良かったからです。

「1914年生まれの人が全部死んだらハルマゲドンが終わる?(起こるかも・・)。」とか、
信じられないトンデモ内容も、当時 自分が癒されたい一念でスルッと飲み込めました。

ただ、どうしても看過できなかった理由があって高校生になって出入りをやめました。

その理由はただ一点。

「その宗教をやっている人しか神は救わないのだろうか・・・」

その宗教を知らなかった大昔の人間や、今もって文明を持たないジャングルの原住民は、
知らないという理由だけで復活の恩恵に預かれないなんて、不公平の極みです。
私の一族は神道ですから、当然ハルマゲドン後の恩恵は受けれません。
親兄弟は布教時の今に生きているから怠慢だとしても、大昔の人間はどうしようもありません。

矛盾を感じるのは、その宗教の教えが間違っているからです。
神は究極の平等であり絶対の公平であるという認識に立てば
自ずと宗教の矛盾がわかると思います。

国や地域や教育とかの違いとかで恩恵を受けられないような教えは神の教えではないです。
太陽のように、どのような人にでも降り注がれ万人が恩恵を受けれることこそ神の真理です。

当時占いでその日の行動を決めてたような弱い私が宗教を否定したのは、
子供でもわかる当たり前の感性を持っていたからだと思います。
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