父が他界してもう3か月。
車を売ること、借地の畑を更地にして返還すること、色々な手続き、
することが山ほどあって、忙しすぎ。
その中でも大半、頭を悩ませたのが畑小屋のごみ捨て。
田舎でのごみ捨ては難航を極める。
借地の畑は道路が狭く車が入れないんだ。
中でも粗大ゴミ。遠くのごみ処分場に車での持ち込みが基本。
しかし、父が死んだ今、うちには車がない。
親戚を頼って、ゴミ一式を大きな道路まで手で運んで、軽トラで捨てにいったのはいいが、ナンバープレートが他県だったせいか、園芸用ビニールは50cmに切っていないからダメだとか、業務用だから引き取れないとか、規則にないウソを並べ立てて引き取り拒否され、罵られながら追い返された。
田舎あるあるかもしれないけど、近所の人もこれは酷い、と言ってくれたので、翌日役所に抗議の電話をしたの。
謝られて委託業者に是正するように言っておくと言われてすっきりしたけど、かといってうちのゴミが減るわけじゃないしなあ。
・・・と、困ってたら、なんと近所の農家さんが、まるごと引き取ってくれたんだ。
こうやって、なんとか、どうにかこうにか、ドタバタしながらも上手くやっていけるんだね。
その間、父は姉家族のところに何度もお邪魔して 奇跡を起こしてたらしい。
上の棚から果物が勝手に落ちたり色々不思議なことがあったそうだけど、一番驚く奇跡は、孫娘の携帯に、父のラインから「お誕生日おめでとう」というメッセージが送信されたこと。
孫娘の誕生日にあわせて父の携帯を解約する前日に送信されたんだ。もちろんだれも送信していないし、父の携帯の履歴には全くないし。
困惑と感動で大泣きの孫娘ちゃん。
私?
私には夢にも現れない。でも、家を建てている映像が脳裏にかすめることがあるの。
父は霊界をエンジョイしてる。
そんな気がする。