シルバーバーチを拠り所にして

スピリチュアリズムを学んでいます。

憑依されている人を見て

2015-07-14 13:00:09 | 憑依
(質問)すぐれた霊媒になるためには苦しまねばならないのでしょうか。苦労の連続で生涯を終えている霊媒を数多く知っております。私はスピリチュアリストとしての生活を心掛けてきましたが、霊媒になりたいとは思いませんでした。それが子供を失ってからその気になりはじめました。

光を見出すのは暗闇の中にあってこそです。人生はすべて両極性です。苦労なしには魂は自我を見出すチャンスがありません。苦難がその触媒となるのです。霊的に向上し、霊的資質をより多く具え、喜んで人のために自分を犠牲にする覚悟ができるようになる、その手段として用意されるのです。
『シルバーバーチの霊訓11』


憑依されて、支離滅裂なことをやっている人を見ると本当に可哀想になってきます。
目がいっちゃってて、挙動不審でも本人は大真面目なんだから。
かつての自分もそうだったけど・・・

憑依からの回復は、本人の気づきと霊格の上昇しかありません。
しかし、ただ本当のことをいくら説いても、本人は洗脳されていますから逆効果になる可能性もあります。

私が「シルバーバーチの霊訓」を読むことによって憑依がとれたのは、低級霊を知ったこともあったのですが、もう一つ、霊媒体質を「霊界のなくてはならない大切な道具」と認めてくれたことでした。

あまりにも本人の悪さばかり突きつけたら、ますます憑依霊に依存してしまいますから、
憑依霊の存在を教えると同時に、憑依霊より魂を揺さぶる良い言葉で、本人を褒めなければならないと思います。

「自惚れ」という、憑依された人間が見せる弱点は、強烈な「コンプレックス」の裏返しです。

「霊媒体質はとても役に立つ体質で実は霊界の道具として有用な恵まれた存在なんだ」と教えることで、本人の「自惚れ」を継続させても良いかと思います。
いずれ、回復と同時に自分は馬鹿で未熟だって気がつきますから。

日本には灯篭流しとか、お盆とか、供物とか、陰陽師とか、憑依霊が喜びそうな洗脳アイテムが山ほどあります。
私は憑依され中、延々「九字切り」を空中に書いていました。
茄子とキュウリを乗り物にして、霊がやって来るとか、本気で人に言ってたもの。

風習の全てが迷信なのに、とても重要な意味があると憑依霊に信じ込まされるので注意が必要です。
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