CHIKU-CHANの神戸・岩国情報(散策とグルメ)

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姫路モノレール 手柄山交流ステーション「モノレール展示室」の展示より

2022年09月21日 04時08分34秒 | 姫路市

昭和39年(1964)9月17日日本初の旅客用モノレール:東京モノレールが開業しました。

これより遅れること約2年、昭和41年(1966)5月17日姫路市モノレールが運転を

開始しました。姫路駅から手柄山駅の約1.8Kmの路線でしたが利用客の伸び悩み等で

採算が悪化し8年後の昭和49年(1974)に休止となり、昭和54年(1979)1月26日に

廃止となりました。累計、約215万人の利用があったとのこと。

令和2年(2020)9月、姫路市営モノレール遺構群は国の選奨土木遺産に認定されました。

姫路市営モノレールの車両などの遺構が手柄山交流ステーションモノレール展示室

に展示されており2021年12月9日に写真を撮りましたので紹介します

姫路モノレールの展示室については下記サイトに書かれています。

 姫路モノレール:トップページ (himeji.lg.jp)

姫路モノレールの展示室の基本情報

住所:姫路市西延末440番地 手柄山中央公園内 TEL:079-299-2522(姫路交流ステーション)

開館時間:9:00~17:00

休館日:火曜日(祝日の場合は翌日)12/29~1/3

公式サイト:手柄山交流ステーションの施設紹介 | 姫路モノレール (himeji.lg.jp)

前置きはこれくらいにして写真紹介にはいります。

車両展示

上の3枚の写真は姫路モノレールの車両の展示 撮影:2021年12月9日

展示してある車両は、ロッキード式モノレールとしては、世界唯一の現存車両です。

上の写真は車両展示の前の説明パネル

路線(姫路駅-手柄山駅)の模型展示

手柄山~大将軍駅 右端に姫路駅が写っています(上の写真)

上の写真は手柄山駅付近

上の写真は姫路駅付近から大将軍駅 奥に手柄山駅も見えています。

 姫路市モノレールは1966(昭和41)年開催の姫路大博覧会に合わせて開業。

姫路―手柄山駅間(約1.6キロ)を約5分で結び、唯一の中間駅・大将軍駅は

10階建てビルの3、4階部分にあった。

上の写真は路線図

 

姫路大博覧会と姫路モノレール

 

姫路大博覧会は、姫路市の手柄山ほか3つの会場において1966年4月3日から6月5日まで

開催された博覧会である。姫路城昭和の大修理の完成を記念して挙行され、期間中に

約150万人の入場者があった。

博覧会の跡地は手柄山中央公園および遊園地(ひめじ手柄山遊園)として今も市民の

憩いの場になっており、かつてのパビリオンの一部も当時のまま存在している。

 

上の写真は姫路大博覧会と姫路モノレールの展示

上の写真は姫路博中央会場(手柄山)

上の写真は姫路大博覧会の会場模型の展示

 

上の写真は名古山会場(名古山霊苑)

上の写真は城南会場(大手前公園)

上の写真は姫路博のポスター

現役時代の姫路モノレールの勇姿

上の写真は走行中の姫路モノレール 奥に山陽本線を走るSLが写っています。

上の写真は賑わっていた当時の姫路モノレールの車内

上の写真は開通時の写真などの展示

上の写真は運賃などのデータ

姫路モノレールの仕様

 

姫路モノレールの技術

上の2枚の写真は姫路モノレールの技術の展示と説明パネル

モノレールの種類

懸垂式と跨座式(ロッキード式)の2種類があります。

姫路モノレールは跨座式(こざしき)

詳細はWikipedia(下記サイト)などに記載されています。

 モノレール - Wikipedia

 

日本のモノレール

上の写真は日本のモノレールの歩みを表にしたものです。

青字は現在も運転されているものです。

本格的なモノレールでは1964年の東京モノレールが一番古いものですが、上野動物園の

モノレールは昭和32年(1967)12月17日が日本で初めて開業しています。

上の写真は現在も営業運転しているモノレールの写真集です。

上の写真は昔、営業運転していたモノレールの写真集です。

 

屋外展示(モノレールの台車)

モノレールの台車が説明版と共に展示されています。(上の2枚の写真)

手柄山交流ステーションの建物

手柄山交流ステーションは旧姫路モノレール手柄山駅舎を改修し平成23年(2011)

4月29日に開館しました。

1階部分は水族館新館、2階部分はモノレール展示室と水族館新館、3階は市民ホール

多目的ホール&研修室、屋上は緑の相談所&屋上広場

 

モノレール遺跡

 

2021年現在の残存橋脚23本を撮られたサイトにリンクさせていただきます。

 街にひそむ姫路モノレールの廃線遺構。その5年の変化を追う | 旅とビルと建築と (tabiken.net)

 

船場川沿いの橋脚が一番判り易いと思います。

最近のニュース報道(神戸新聞 2022-6-23)で姫路商高生が姫路駅から手柄山までの1.5Kmを

歩きかっての姫路モノレールの遺構を案内するイベントが行われています。

 

姫路市営バスの展示


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