摩耶ケーブル駅周辺の現況 on 2016-6-27 と摩耶ケーブルの歴史
2016年6月27日、JR灘駅から8時20分発の坂バスに乗って約10分で
摩耶ケーブル駅に着きました。摩耶ケーブルに乗ったことがないのでケーブルカーに
乗っても良かったのですが10時からの営業ということで断念し、周囲の散策
に切り替えました。
本ブログでは当日撮った摩耶ケーブル駅周辺の写真と現地に掲示されていた
写真を利用して摩耶ケーブルの歴史を調べてみましたので紹介します。
上の写真が摩耶ケーブル駅です。大正14年の開業当時は高尾駅と呼ばれていた。
摩耶ケーブルは大正14年(1925)1月6日に摩耶鋼索鉄道が高尾駅
(現在の摩耶ケーブル駅)と 摩耶駅(現在の虹駅)の間で開業されました。
上の写真は開業当時の高尾駅(現 摩耶ケーブル駅)
上の写真は摩耶ケーブルと摩耶ロープウェイの路線と摩耶&六甲山上路線図
上の写真は摩耶山への道
ケーブルを利用しない登山道としては上野道と青谷道があります。
上の写真は神戸市灘区役所が作製した摩耶ケーブルの説明板。
この説明版に摩耶ケーブルの歴史概要が書かれています。
上の写真は一石五輪塔に書かれた摩耶山山上まで十丁と書かれた丁石
上の写真は坂バスの中に貼ってあった摩耶ロープウェイのおりひめ号の
ポスター。七夕の季節に相応しいネーミングです。
上の写真は摩耶ケーブル駅の西隣の箕岡公園の上部から観た坂道
次に摩耶ケーブルの歴史に話題を変えます。
大正14年(1925)1月6日に摩耶鋼索鉄道が高尾駅
(現在の摩耶ケーブル駅)と 摩耶駅(現在の虹駅)の間で開業されました。
上の写真は神戸市制120周年記念 神戸あのまち、あの時代 1889-2009
のPage31からのコピー(六甲摩耶観光推進協議会の写真)で大正後期から
昭和初期の摩耶ケーブルの摩耶駅です。
上の写真は摩耶ケーブル開業当時の機械室
上の写真は摩耶ケーブル開業当時の「まや駅」現 摩耶ケーブル虹の駅
上の写真は摩耶さんぽMAP 2013 Winter Vol.3で紹介されている1代目の
ケーブルカーです。
1代目の車両は大正14年から昭和19年(1944)まで勤めました。
戦争でレールなども供出されました。
上の写真は2代目の車両で昭和30年(1955)より平成24年11月30日まで勤めました。
出典:摩耶さんぽMAP 2013 Winter Vol.3 及び現地掲示写真
Wikipediaより摩耶ケーブルの歴史を引用掲載します。
1938年(昭和13年)7月5日 - 阪神大水害により8月4日まで運休する。
1944年(昭和19年)2月11日 - 不要不急線として高尾 - 摩耶間が休止。
翌年にかけて軌道も撤去される。
1955年(昭和30年)5月7日 - 高尾駅 - 摩耶駅間が運行再開。2代目車両運行開始。
1956年(昭和31年)11月2日 - 開業前に取得していた高尾駅からさらに麓までの路線の
免許を返上する。
1967年(昭和42年)7月9日 - 大水害により7月15日まで運休する。
1973年(昭和48年)2月1日 - 高尾駅を「摩耶ケーブル下駅」と改称。
1975年(昭和50年)10月29日 - 六甲越有馬鉄道と合併し六甲摩耶鉄道の路線となる。
1976年(昭和51年)1月30日 - 忉利天上寺、放火のためほぼ全焼。参詣客の乗車が無くなる。
1995年(平成7年)1月17日 - 阪神・淡路大震災で被災し、復旧の見通し立たず長期休止に。
2000年(平成12年)4月25日 - 摩耶ロープウェーを所有、運行する神戸市都市整備公社
へ無償譲渡。同公社の路線となる。
6月5日 - 復旧工事に着手。
2001年(平成13年)3月17日 - 摩耶ロープウェーとともに運行再開。摩耶ケーブル下駅を
「摩耶ケーブル駅」、摩耶駅を「虹駅」と改称。虹駅は
「虹の駅」の公式通称を使用開始。車両の塗装を変更。
2012年12月1日から2013年3月末まで リニューアル工事が工事が進められました。
運行会社は2013年1月1日に神戸市都市整備公社から神戸すまいまちづくり公社に
改称されました。
上の3枚の写真は2013-2-25に納入された3代目の新車両です。
2013年3月30日には リニューアル工事が完成し運行再開。
写真の新車両は2台のうちの1台で「にじあじさい」と名付けられています。
摩耶山に生息する「森青蛙」の色に、日光をイメージしたラインをあしらっています。
車体に描かれているのは、六甲山牧場の動物たちによる「山の音楽隊」です。
もう1台は「ゆめあじさい」で摩耶山で発見された絶滅危惧種「摩耶蘭」の色に、月光を
イメージしたラインをあしらっています。車体に描かれているのは、王子動物園の動物
たちによる「街の音楽隊」です。
両方の車両ともに眺望側の窓の面積を大きくとっているそうです。
神戸市からの詳細な情報
2016年6月27日、JR灘駅から8時20分発の坂バスに乗って約10分で
摩耶ケーブル駅に着きました。摩耶ケーブルに乗ったことがないのでケーブルカーに
乗っても良かったのですが10時からの営業ということで断念し、周囲の散策
に切り替えました。
本ブログでは当日撮った摩耶ケーブル駅周辺の写真と現地に掲示されていた
写真を利用して摩耶ケーブルの歴史を調べてみましたので紹介します。
上の写真が摩耶ケーブル駅です。大正14年の開業当時は高尾駅と呼ばれていた。
摩耶ケーブルは大正14年(1925)1月6日に摩耶鋼索鉄道が高尾駅
(現在の摩耶ケーブル駅)と 摩耶駅(現在の虹駅)の間で開業されました。
上の写真は開業当時の高尾駅(現 摩耶ケーブル駅)
上の写真は摩耶ケーブルと摩耶ロープウェイの路線と摩耶&六甲山上路線図
上の写真は摩耶山への道
ケーブルを利用しない登山道としては上野道と青谷道があります。
上の写真は神戸市灘区役所が作製した摩耶ケーブルの説明板。
この説明版に摩耶ケーブルの歴史概要が書かれています。
上の写真は一石五輪塔に書かれた摩耶山山上まで十丁と書かれた丁石
上の写真は坂バスの中に貼ってあった摩耶ロープウェイのおりひめ号の
ポスター。七夕の季節に相応しいネーミングです。
上の写真は摩耶ケーブル駅の西隣の箕岡公園の上部から観た坂道
次に摩耶ケーブルの歴史に話題を変えます。
大正14年(1925)1月6日に摩耶鋼索鉄道が高尾駅
(現在の摩耶ケーブル駅)と 摩耶駅(現在の虹駅)の間で開業されました。
上の写真は神戸市制120周年記念 神戸あのまち、あの時代 1889-2009
のPage31からのコピー(六甲摩耶観光推進協議会の写真)で大正後期から
昭和初期の摩耶ケーブルの摩耶駅です。
上の写真は摩耶ケーブル開業当時の機械室
上の写真は摩耶ケーブル開業当時の「まや駅」現 摩耶ケーブル虹の駅
上の写真は摩耶さんぽMAP 2013 Winter Vol.3で紹介されている1代目の
ケーブルカーです。
1代目の車両は大正14年から昭和19年(1944)まで勤めました。
戦争でレールなども供出されました。
上の写真は2代目の車両で昭和30年(1955)より平成24年11月30日まで勤めました。
出典:摩耶さんぽMAP 2013 Winter Vol.3 及び現地掲示写真
Wikipediaより摩耶ケーブルの歴史を引用掲載します。
1938年(昭和13年)7月5日 - 阪神大水害により8月4日まで運休する。
1944年(昭和19年)2月11日 - 不要不急線として高尾 - 摩耶間が休止。
翌年にかけて軌道も撤去される。
1955年(昭和30年)5月7日 - 高尾駅 - 摩耶駅間が運行再開。2代目車両運行開始。
1956年(昭和31年)11月2日 - 開業前に取得していた高尾駅からさらに麓までの路線の
免許を返上する。
1967年(昭和42年)7月9日 - 大水害により7月15日まで運休する。
1973年(昭和48年)2月1日 - 高尾駅を「摩耶ケーブル下駅」と改称。
1975年(昭和50年)10月29日 - 六甲越有馬鉄道と合併し六甲摩耶鉄道の路線となる。
1976年(昭和51年)1月30日 - 忉利天上寺、放火のためほぼ全焼。参詣客の乗車が無くなる。
1995年(平成7年)1月17日 - 阪神・淡路大震災で被災し、復旧の見通し立たず長期休止に。
2000年(平成12年)4月25日 - 摩耶ロープウェーを所有、運行する神戸市都市整備公社
へ無償譲渡。同公社の路線となる。
6月5日 - 復旧工事に着手。
2001年(平成13年)3月17日 - 摩耶ロープウェーとともに運行再開。摩耶ケーブル下駅を
「摩耶ケーブル駅」、摩耶駅を「虹駅」と改称。虹駅は
「虹の駅」の公式通称を使用開始。車両の塗装を変更。
2012年12月1日から2013年3月末まで リニューアル工事が工事が進められました。
運行会社は2013年1月1日に神戸市都市整備公社から神戸すまいまちづくり公社に
改称されました。
上の3枚の写真は2013-2-25に納入された3代目の新車両です。
2013年3月30日には リニューアル工事が完成し運行再開。
写真の新車両は2台のうちの1台で「にじあじさい」と名付けられています。
摩耶山に生息する「森青蛙」の色に、日光をイメージしたラインをあしらっています。
車体に描かれているのは、六甲山牧場の動物たちによる「山の音楽隊」です。
もう1台は「ゆめあじさい」で摩耶山で発見された絶滅危惧種「摩耶蘭」の色に、月光を
イメージしたラインをあしらっています。車体に描かれているのは、王子動物園の動物
たちによる「街の音楽隊」です。
両方の車両ともに眺望側の窓の面積を大きくとっているそうです。
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