今日は処暑。しかし酷暑の日々は続きます。
モミジアオイの赤い花が、熱い日射しを受けながら咲き誇っています。
8月23日の歩数 10031歩。
10000歩を越えました。
もう、歩けない……、そんな感想です。
今日も暑かったですね!!!
小湊鉄道に乗って、久しぶりに「飯給(イタブ)駅」へ。
無人の駅舎の前の、春には菜の花畑へと黄色く色づく畑の中にはかかしが10数体。どれもユーモラスで思わず頬が緩んでしまいます。
次のかかし作りには私も参加したいな。
イタブに来ると、酸素ボンベのチューブを外して歩き出す人の話しも聞きました。空気が美味しく、私も疲れたときこそイタブへとの思いが増しています。
知人宅に設えられたクーラー完備の「飯給小屋」(イタブゴヤ)。
イタブに通い始めてもう5~6年かそれ以上。
桜と菜の花の季節や新緑の時期には、そのあまりに長閑な景色に憧れて大勢の人がイタブへと訪れます。どのようなきっかけで私がイタブに通い始めたのか、そのルーツも忘れがちなほどで、「友だちの友だちはみんな友だち」式構図といえばいいのでしょうか。お世話になっています。
イタブの皆さま、他所者の私を快く受け入れて下さっていつも本当にありがとうございます!!!
あいにく「飯給小屋」のあるじ夫妻は葬儀が入り出掛けたというにも関わらず、私が小屋に着くと今日のパーティの主催者の元シェフがカレーライスを作り終えていて、先客が数人。
「さあ、食うべ、食うべ」という事で勝手に始まったカレーパーティ。
何だか幼馴染と再会したような懐かしさが小屋の中には満ちていました。
今日が初対面のシェフお手製のカレーライスは本当に美味しかった!!
「市原市民の森」に行き、キャンプ場を見学し、おしゃべりしているとあるじ夫人から「帰ってきたよ」と電話。夜はバーベキューです。
家の前庭にテーブルが出され、外の風に当たり、空を仰ぎながらの炭火で焼くバーベキュー。皆さん車で来ているため、アルコールはご法度で、水や麦茶で乾杯。
お肉やイカなども焼いたけれど、炭火で焼く野菜の美味しさは格別でした。
最後のおまけは蚊除けの花火。
平均年齢64歳。故郷イタブの里山や滝の整備、保全などにリタイア後の生き方を見つけたよき大人たちの顔は穏やかで輝いていました。
ここを訪ねるたび、いつも私を仲間に入れて下さる皆様に心より感謝の気持ちが湧いてきます。
何事もほんの一人から物事は始まる、と、皆さんのお話しを聞いているとたくさんの勇気ももらいます。まさに「一隅を照らす」人々です。
ありがとうございます。
朝の家仕事が終わって、ほっと寛いでいたら、ヨウコさんから電話。
「イギリスに住んで居るいとこの友人が『松屋』で個展を開いているので、よかったらごいっしょにいかが?」と、お誘いの電話でした。
基本的に「YES」で動く私は、即座に「いいですよ!」と返事をしました。
銀座松屋は都内で仕事をしているときにはよく行ったけれど、最近はとんと御無沙汰。
久しぶりの「松屋ギャラリー」を楽しみました。
お昼はどこで?ということになり、「松屋」の近くにある「野の花・司」に行きました。
2階にある「茶房・野の花」。
ここで、おにぎりのランチセットをいただきました。
見かけはシンプル、おにぎり2個と、たっぷりの汁もの、それにおしんことちょっとしたつくだ煮ですが、このどれもが美味しくて、食の幸を堪能しながらおしゃべりが弾みました。
二人とも食べるのに夢中で写真を撮り損ない、デザートの「お茶」が運ばれて来て、カメラに収めました。
デザートは空也の最中とお抹茶、それに木のプレートの上に野の花が添えられています。(写真上右)
茶房壁面には、野の花が挿されていて、何とも心地よい空間の設え。
豊かさを感じるときって、こういう雰囲気のことをいうのでしょうね。
野生に生える野花の命は洋花に比べて短く、一日花も多く、扱いにくいと言われています。
扱いにくいからこそ、毎日花を摘み、花を挿す習慣はそこに居合わせた人の気持ちに喰い込んでくるものがありますね。
先日、旅の途中に行き遇ったあるモノ作り作家さんの自宅兼ギャラリー兼営業本部。
緑滴る木立の中に5年をかけて移築されたという古民家は目を見張るほど立派でしたが、何と座敷など数か所に置かれた大きな壺の中に活けられていたのは造花。
「ああ、この人はこういう人なんだ」と、一気に興ざめし、そこに展示されている作品もそれに似つかわしく思えてしまったのは否めません。周りにはたっぷりとシュウカイドウなどが咲き、木々の緑や小川の山水が美しかっただけに残念に思いました。
各地で教室を開くその道の第一人者。80歳に近いその主宰者は自ら畑を作り、山菜などの料理も手掛けると、見せられたビデオで語っていたけれど、私はそこに置かれた造花が気になって仕方ありませんでした。造花を入れる位ならいっそ花が無い方がいいのになとも思いました。
「茶房・野の花」でいただいた「ミズの実のつくだ煮」のおいしさやトウガンのスープ煮の薄く出汁の効いた円やかな舌触りなど忘れることができません。
美味しかった!!!
8月20日・今日の歩数 7027歩。
少し家の周りを散歩をしたけれど、1万歩には遠く及ばなかった。
夕方はかなり涼しくなりましたね。
電車の中で見かけた行商の女性。
その大荷物にはどんなものが入っているのかと興味津津でしたが、声をかけることが出来ないまま写真を一枚。
前のかごはピクニックシートで丹念に補修され、中にはナスが数袋入っているのが見えました。
行商の仕事がいかに年期が入っているか、荷物を縛っている紐の結びの確かさなど、ほれぼれとしながら見つめ続けました。
やはり、声をかけて、取材すればよかったと心残りです。
今朝は涼しい風が吹き抜けるさわやかな朝です。
ベランダの大鉢に植えたユーカリがぐんぐん伸びて、枝の先に葉を繁らせるだけのいびつな形になったので、思い切ってのこぎりで真ん中の幹を半分くらいに切りました。
花鋏ではお手上げ状態だったので、のこぎりの登場となりました。
風に当たり晒されていたので、かなり弱っていると思っていたのに、幹の先には豊かな葉がありびっくり。
幹を切ることでユーカリの新芽があらたにあちこちから出てくることが期待できるし、それにこの白緑の葉はほんとうに素敵です。
ブリキのバケツに入れると、今朝の“良い感じ”になりました。
今日の歩数 12071歩。
都内に出て、横浜や二子玉川にも足を延ばしたので、10000歩を超えました。