ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

赤い花 モミジアオイ

2010年08月23日 | 自然 花や風景など




今日は処暑。しかし酷暑の日々は続きます。
モミジアオイの赤い花が、熱い日射しを受けながら咲き誇っています。




8月23日の歩数 10031歩。
10000歩を越えました。
もう、歩けない……、そんな感想です。
今日も暑かったですね!!!



カレーライスとバーベキュー

2010年08月23日 | おいしいもの



小湊鉄道に乗って、久しぶりに「飯給(イタブ)駅」へ。

無人の駅舎の前の、春には菜の花畑へと黄色く色づく畑の中にはかかしが10数体。どれもユーモラスで思わず頬が緩んでしまいます。
次のかかし作りには私も参加したいな。

イタブに来ると、酸素ボンベのチューブを外して歩き出す人の話しも聞きました。空気が美味しく、私も疲れたときこそイタブへとの思いが増しています。

知人宅に設えられたクーラー完備の「飯給小屋」(イタブゴヤ)。
イタブに通い始めてもう5~6年かそれ以上。
桜と菜の花の季節や新緑の時期には、そのあまりに長閑な景色に憧れて大勢の人がイタブへと訪れます。どのようなきっかけで私がイタブに通い始めたのか、そのルーツも忘れがちなほどで、「友だちの友だちはみんな友だち」式構図といえばいいのでしょうか。お世話になっています。
イタブの皆さま、他所者の私を快く受け入れて下さっていつも本当にありがとうございます!!!

 

あいにく「飯給小屋」のあるじ夫妻は葬儀が入り出掛けたというにも関わらず、私が小屋に着くと今日のパーティの主催者の元シェフがカレーライスを作り終えていて、先客が数人。
「さあ、食うべ、食うべ」という事で勝手に始まったカレーパーティ。
何だか幼馴染と再会したような懐かしさが小屋の中には満ちていました。
今日が初対面のシェフお手製のカレーライスは本当に美味しかった!!

 

「市原市民の森」に行き、キャンプ場を見学し、おしゃべりしているとあるじ夫人から「帰ってきたよ」と電話。夜はバーベキューです。
家の前庭にテーブルが出され、外の風に当たり、空を仰ぎながらの炭火で焼くバーベキュー。皆さん車で来ているため、アルコールはご法度で、水や麦茶で乾杯。
お肉やイカなども焼いたけれど、炭火で焼く野菜の美味しさは格別でした。

 

最後のおまけは蚊除けの花火。
平均年齢64歳。故郷イタブの里山や滝の整備、保全などにリタイア後の生き方を見つけたよき大人たちの顔は穏やかで輝いていました。
ここを訪ねるたび、いつも私を仲間に入れて下さる皆様に心より感謝の気持ちが湧いてきます。
何事もほんの一人から物事は始まる、と、皆さんのお話しを聞いているとたくさんの勇気ももらいます。まさに「一隅を照らす」人々です。
ありがとうございます。


夜に咲く花 カラスウリ

2010年08月22日 | 自然 花や風景など


カラスウリはたいてい足場のあまり良くないところに咲いています。
しかも、暗くなってしか花が開きません。
カメラを向けても真っ暗な状態なのでフラッシュなしでは撮影ができません。

カラスウリを探すこと自体が困難で、その花の写真となるともっと難しい。
本当はもっときれいな花なのに……。


思いとサービス

2010年08月22日 | 社会
ほっと寛げる空間に出逢うとうれしくなります。
セミナーやイベントなどでも、主催者の少しの心配りと思いやりで、ギャラリーの私たちの気持ちは左右に大きく揺れます。

先日参加したあるイベント。
ここにきて台頭してきた地方に本部を置く、とあるファッションブランドの店舗スペースを使っての講演会。
私は講演者に関心があり、その話しの内容には違わず満足したのだけれど……。

会場は店舗のディスプレイを変えての設えで、椅子が30脚ほど並んでいてほぼ満席。
参加者の齢の頃は私とほぼ同世代。ブランドの商品構成が価格的にもデザイン的にも中高年の女性をターゲットにしていることは一目でわかります。
講演者の女性も70代を過ぎた方でした。ふくよかな方だったので、お尻は痛くなかったのかしら。

何がいけなかったかというと、並べられた椅子。
パイプ椅子の方がまだクッション性があって増しというほどの、パイプ椅子スタイルの折り畳み式木の椅子が用意されていたのです。
ベランダで雨晒しに遇ったような木の椅子。会場入りしたとたん、この椅子で2時間の講演を聴けというのかしら?と思ったものです。今風の、ディスプレイに使うにはいい椅子ですが、座るにはノウサンキュウ。
もちろん、講師の方も同じ椅子。
案の上、私はお尻が痛くなって困りました。

講演が終わり、私は主催者あいさつをしたその会社の男性オーナーとおぼしき人のもとに行き、そのことを周りの人に悟られないように伝えました。
「中高年の女性には、この椅子に2時間座らせるのは酷だと思います。お尻が痛くなりました。椅子の上に敷く小座布団を用意するくらいの配慮があるといいですね」と。
その男性は、平身低頭私の話に聞き入りましたが、聞き届けられたかどうかは不明。私の感触ではたぶん無理だと判断していますが。

そのお店はデパートにも進出するほどの勢いで、洋服をはじめ、器や身の回りの靴下、日本てぬぐいなど天然素材に近い和のものを扱い、見栄え良く展示するスタイルをとり、おばさまたちを惹きつけているようです。
テキスタイルを扱うブランドならば椅子に敷く小座布団を作るくらい朝飯前のはずなのに……。
相手の立場に立った思いがないということは、こういう配慮が届かないということで、少し寂しくなりました。

おまけに会の途中、講演者のそばに見栄え良く設えられた鉢植えの観葉木が倒れかかるというハプニングがあり、そのことが何かを象徴している出来事のように感じたのは、私の思い過ごしでしょうか……。
もちろん、他にもいくつかあれっ?と感じることがあったからこそ椅子のことだけを伝えたのですが。

月に何度かシリーズで行われているそのイベント。
コピーも含め、プロのアーチストが関わっていると思われるイベントの講師陣には食指が動くけれど、やっぱり私は以後はパス。

私の話しを聞いた知人は、「ああ、おばさんはコワイ!!」と、私のことを揶揄しました。
自分でも、少しはそう思いますけれど。クワバラ、クワバラ。
しかし、おばさんを侮ってはいけませんね。




8月22日、今日の歩行 6538歩。
駅からの帰り道、バスに乗らないで歩けばよかった!!
バスと電車を乗り継いで出掛けても普通に歩いてこの歩数です。
意識してどこかに歩きのプログラムをしっかり入れないと、10000歩には遠く及びませんね。


カトレア占いは「吉」と出たようで。

2010年08月21日 | 心・健康・癒し


14日にアップした「カトレアの吉凶占い」は、どうやら吉と出たようです。
上の写真は、今日8月21日の朝の様子。
蕾が育ち、今にも咲きそうになった今朝のカトレアです。

 

上の写真左は14日の様子。

胸の内を明かせば、内心は半ばあきらめていました。
折れたカトレアの蕾をコップに挿した瞬間から、清んだコップの水の色がどんどんピンク色へと変色し、花の色が蕾の段階から退色して行くのが痛々しいほどに映ったからです。
さらに、水の色は茶色へと変色して行きました。(上右は今朝の水の色)。

順調に育っていれば、ベランダの鉢の中で大輪の3輪カトレアを咲かせるはずだった我が家のカトレア。
割れた鉢を辛うじて再生し、母カトレアも元気。
そして母と分離された蕾の子カトレアも健気に蕾を大きく膨らませています。

かすかにピンク色を残している膨らんだ蕾。もしかしたら白いカトレアが咲くやもしれず。
でも、いずれにしてもよかった!!ここまで来ればきっと咲くでしょう~☆。

ありがとう!!

今日の歩数 8135歩。



もう一息で10000歩。
楽しく歩くためには、無理をしないで自然体で。


ベランダの初秋 数珠サンゴ

2010年08月21日 | 自然 花や風景など


ベランダの数珠サンゴが小さな赤い実をつけました。
2ミリほどの艶やかな実は、本当に朱赤サンゴのようで、良い名前をつけてもらったものです。

暑い暑いと息吐きながらも、少しずつ季節は秋へと移って行き、実りの季節を迎えます。
春から夏には花を楽しませてくれた木々も様々な実を生らせ、その鑑賞も楽しみです。

「野の花・司」でランチ

2010年08月20日 | おいしいもの

  

朝の家仕事が終わって、ほっと寛いでいたら、ヨウコさんから電話。
「イギリスに住んで居るいとこの友人が『松屋』で個展を開いているので、よかったらごいっしょにいかが?」と、お誘いの電話でした。

基本的に「YES」で動く私は、即座に「いいですよ!」と返事をしました。
銀座松屋は都内で仕事をしているときにはよく行ったけれど、最近はとんと御無沙汰。
久しぶりの「松屋ギャラリー」を楽しみました。

お昼はどこで?ということになり、「松屋」の近くにある「野の花・司」に行きました。
2階にある「茶房・野の花」。
ここで、おにぎりのランチセットをいただきました。
見かけはシンプル、おにぎり2個と、たっぷりの汁もの、それにおしんことちょっとしたつくだ煮ですが、このどれもが美味しくて、食の幸を堪能しながらおしゃべりが弾みました。
二人とも食べるのに夢中で写真を撮り損ない、デザートの「お茶」が運ばれて来て、カメラに収めました。
デザートは空也の最中とお抹茶、それに木のプレートの上に野の花が添えられています。(写真上右)

 

茶房壁面には、野の花が挿されていて、何とも心地よい空間の設え。
豊かさを感じるときって、こういう雰囲気のことをいうのでしょうね。

野生に生える野花の命は洋花に比べて短く、一日花も多く、扱いにくいと言われています。
扱いにくいからこそ、毎日花を摘み、花を挿す習慣はそこに居合わせた人の気持ちに喰い込んでくるものがありますね。

先日、旅の途中に行き遇ったあるモノ作り作家さんの自宅兼ギャラリー兼営業本部。
緑滴る木立の中に5年をかけて移築されたという古民家は目を見張るほど立派でしたが、何と座敷など数か所に置かれた大きな壺の中に活けられていたのは造花。
「ああ、この人はこういう人なんだ」と、一気に興ざめし、そこに展示されている作品もそれに似つかわしく思えてしまったのは否めません。周りにはたっぷりとシュウカイドウなどが咲き、木々の緑や小川の山水が美しかっただけに残念に思いました。
各地で教室を開くその道の第一人者。80歳に近いその主宰者は自ら畑を作り、山菜などの料理も手掛けると、見せられたビデオで語っていたけれど、私はそこに置かれた造花が気になって仕方ありませんでした。造花を入れる位ならいっそ花が無い方がいいのになとも思いました。

「茶房・野の花」でいただいた「ミズの実のつくだ煮」のおいしさやトウガンのスープ煮の薄く出汁の効いた円やかな舌触りなど忘れることができません。

美味しかった!!!


8月20日・今日の歩数 7027歩。



少し家の周りを散歩をしたけれど、1万歩には遠く及ばなかった。
夕方はかなり涼しくなりましたね。


ああ、鴨居玲。

2010年08月20日 | 映画・芝居・芸術など


横浜そごうの「そごう美術館」で鴨居玲展が行われています。(~8月31日まで)。
「没後25年『鴨居玲 終わらない旅」。
(写真は今回の展示の図録表紙です。)

日本の画家の中で一番好きな画家は誰ですか?と訊かれたら、私は迷わず鴨居玲と答えるでしょう。
最初に鴨居玲を観たのは1995年の千葉そごう「そごう美術館」での展示でした。
鴨居が目当てではなく、期間を勘違いしていて誰か他の画家を目指して行き、迷い込んだのが鴨居玲展でした。
こんなご時世、「千葉そごう」にはもうそのときの美術館はありません。

以来、鴨居に恋焦がれている私。
鴨居の描いた絵が好きなのはもちろん、ニヒルな佇まいの鴨居玲その人にも惹かれるものがあります。ミュージアムショップでは、図録の他に、鴨居玲を撮った写真集が売られていて一瞬迷いましたが、やはり図録を買う事に。
鴨居の自画像などもしびれるほどに好きな絵です。

神戸大震災のあとの復興めざましい頃、大阪に住む友人たち10人と神戸のどこかを訪ねた折り、その建物の階段の踊り場に鴨居玲の絵が掛けられていて、ひそかに私は狂喜しました。鴨居は神戸出身なのですから、鴨居の絵がさりげなく飾られていても何の不思議もありません。
私がその絵に気づくと同時に、友人の中の一人がその絵を見て一言。「ねえ、ねえ、見て!!こんな気持ちの悪い絵のどこがいいのかしら?こんな絵、掛けんといてほしいわ」と豪語。他の人たちもその意見にならい、私は口をつぐみました。

私の好きな「石の花」は鴨居52歳のときの作品。今回の展示では観ることができませんでした。
1985年57歳で没。
もちろん展示作品約80点の作品の中には初めて触れるものなどもあり、なかなか観ることのできない鴨居作品を鑑賞することができて、横浜まで足を延ばしてよかったと思いました。

図録と原画との歴然とした大差、しかし、図録を手元に置いて折りに触れ、鴨居玲を眺めるうれしさは格別です。

働き者の女性

2010年08月19日 | 社会



電車の中で見かけた行商の女性。
その大荷物にはどんなものが入っているのかと興味津津でしたが、声をかけることが出来ないまま写真を一枚。
前のかごはピクニックシートで丹念に補修され、中にはナスが数袋入っているのが見えました。
行商の仕事がいかに年期が入っているか、荷物を縛っている紐の結びの確かさなど、ほれぼれとしながら見つめ続けました。
やはり、声をかけて、取材すればよかったと心残りです。


ニュアンスのあるユーカリの葉

2010年08月19日 | 自然 花や風景など



今朝は涼しい風が吹き抜けるさわやかな朝です。

ベランダの大鉢に植えたユーカリがぐんぐん伸びて、枝の先に葉を繁らせるだけのいびつな形になったので、思い切ってのこぎりで真ん中の幹を半分くらいに切りました。
花鋏ではお手上げ状態だったので、のこぎりの登場となりました。
風に当たり晒されていたので、かなり弱っていると思っていたのに、幹の先には豊かな葉がありびっくり。

幹を切ることでユーカリの新芽があらたにあちこちから出てくることが期待できるし、それにこの白緑の葉はほんとうに素敵です。
ブリキのバケツに入れると、今朝の“良い感じ”になりました。



今日の歩数 12071歩。
都内に出て、横浜や二子玉川にも足を延ばしたので、10000歩を超えました。