ちあの散歩道

輝いてアラカンヌ☆ありがとうの言葉を添えて暮らしのドアをそっと開けると今日も豊かな感動と新しい気づきが待っています。

4月の電気料金から

2012年04月09日 | 社会

気がつくと、いつのまにか電気ストーブもアラジンストーブも使わなくなったこの頃の日々。
ようやく寒かった冬から脱却し、春本番です。
3月を過ぎると、我が家のリビングは陽が入らなくなり、真冬より寒さを感じます。
4月分の電気料金は、5708円。3月が5361円だったので、少しオーバーしましたが、許容範囲です。
昨年秋~今年春までに購入した灯油は5缶でした。

先日参加した「シェーナウの想い」の上映会。

  

写真は左から主催者の斎藤弘美さん、岡部幸江さん(「シェーナウの想い」上映実行委員会)、高田ゆみ子さん(ドイツ映画&本「見えない雲」訳者)。

シェーナウはドイツ北西部の小さなまちシェーナウ市のことで、チェルノブイリ原発事故をきっかけに「自然エネルギー社会をこどもたちに」という住民の想いから、環境に優しい電力供給のための支援団体を作り、「シェーナウ電力会社」を設立しました。
60分のドキュメンタリー映画「シューナウの想い」は、ドイツ史上初の「市民のための市民による市民のための」電力供給会社を市民運動として誕生させるまでの軌跡をつづったものです。
またシェーナウ市民が運動を通して「原子力に反対する100の理由」が日本語版でも書かれています。こちら→☆

映画終了後、いただいた資料を眺めると、日本にも自然エネルギーに取り組んでいる市町村がたくさんあることが示されていました。
考えられる自然エネルギーは、洋上風車や波力、潮力発電、地熱発電、バイオマス発電など既存の風力発電や太陽光発電と並んでたくさんあることがわかります。

原子力発電に頼らないために、私たちに何ができるのか……。
映画を観ていると、シェーナウの人々もたくさんの立ちはだかる壁をひとつひとつ乗り越えて実現へと導いたことがわかります。
そのひとつに「アンペアダウン・プロジェクト」などもあり、自宅の消費電力を増やさないための施索として各人がすぐに出来ることなどもあります。

生活実感を伴いながら、何ができるのか、小さなことの積み重ねの中から大きな発見や気づきがあるのだと思います。


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