今朝の新聞で、宮迫千鶴さんの訃報記事に接し、驚きを隠せません。
宮迫さんは私と同世代。60歳での若き死に心よりお悔やみ申し上げます。
宮迫千鶴さんの訃報記事
宮迫さんについて語られている参考記事
私は何度か宮迫さんにお会いしたことがあります。友人のギャラリーで「宮迫千鶴展」や「谷川晃一展」などを行っていたとき、宮迫さんも会場にやってきて、そこでお茶を飲みながらたくさんのお話をしました。今から20年くらい前のことになりますが、その当時から人々がだんだん気付き始めた精神世界のことや、終末医療のことなども話題に上りました。彼女の書く本もそんな話題に裏付けられるようなものが多く出版されていたように思います。取材のために出かけた海外を含めスピリチュアルな場所や、出逢った人たちの話などもバンバン飛び出してほんとに長い時間話しました。
「川越市の病院」で亡くなられたことを知りましたが、その当時帯津先生のことを教えてくれたのも宮迫さんでした。西洋医学だけに依存しない考え方なども宮迫さんの話題の中からたくさん語られたように思います。
宮迫さんは大柄でオシャレな女性でした。ファッションなどにも独特のセンスが光っていました。ある日、女性史論や母性について話していた時、突然足のサイズの話題になりました。宮迫さんはたしか靴のサイズが24・5㌢位でご自分のことを「大足の女」と話しました。今はそれ位のサイズの女性は当たり前になりましたが、私たちの世代ではやはりかなり大きい方で、宮迫さんはその大足がゆえに、いいデザインの靴を探すのも大変で、それに大きいということに対する大足コンプレックスがあるというようなことを話しました。私はすかさず、自分の背丈に似合わない足の小ささ(私は22・5㌢)を嘆き、このサイズの靴も少なく、逆に足が小さいがゆえによく転び、バランスも悪く、小足コンプレックスがあることを伝えると宮迫さんは大きな眼をむきだすように驚きました。「足が小さいことになぜコンプレックスがあるのですか?」と、そんなことを。そこから中国の纏足が男どもに愛された歴史などを語り合い、私に「あなたの前世はもしかしたら中国の纏足の女性だったかも知れませんね」などと大いに話が盛り上がったものでした。
「伊豆高原アートフェステイバル」が始まった当初、宮迫さんが企画した「山川紘矢・亜希子」ご夫妻の講演会にも参加し、そこで聴いた話や買い求めた本との出会いは私の今後に大きな影響を与えました。確か伊豆高原の中にあるお寺の離れでその講演会は行われましたが、竹林に囲まれた戸外から五月の風が注ぎ込み、吹き抜けて行った風のもたらすさわやかさを今も忘れることができません。
昨日は、たまたま会った知人と「母にまつわる母性」について話し合ったとき、宮迫さんが書いた“母のこと”など、宮迫さんの話を上らせたばかりでしたので、ほんとうに驚きました。宮迫さんの魂がお別れにきたのかなと、偶然をそんなふうに思わずにはいられません。
宮迫さんの早過ぎる死を知り、言葉もありませんが、ご冥福をお祈りします。
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宮迫千鶴さんをてがかりに、たどり着きました。
宮迫さんの、あまりにも早すぎる死に、ショックを隠せない一人です。
ブログを読ませていただき、あまりにも共感する話題が多くて驚きました。
宮迫さんが出会わせてくれたのかなって、ありがたく思っています。
私、松下竜一さんも大好きなんです。
生前、何度もお会いしたことがあり、ブログの中にセンセのお名前を見つけてうれしくなりました。
これからも、ちょくちょく訪問させていただきます。
宮迫千鶴さん、ほんとうに早世されてしまいましたね。とても驚きました。親しく交流されていたせれにてぃさんの驚きをお察しします。
松下さんともお会いしたことがあるのですね!!
近々、「草の根の会・東京支部」(仮称)を立ち上げる予定です。“勝手に応援”の美馬先生が支部長を引き受けて下さいました。
ぜひ、そのときはご参加下さいね。
それにしても、ここ最近の「引き寄せ」現象に驚きっぱなしです。今後ともよろしく!!
私もお仲間に入れてくださーい!!
せれにてぃさんのブログに飛んで、「おおぉ!ここにも仲間がいた!」と嬉しくなりました。
今度ゆっくりグログに遊びに行きます。
また、宮迫さんの「魔女の森へ」読んでみたいです。
ターシャ・テューダーさんも亡くなられたんですね。
ほんとにすてきな生き方でしたよね。
魔女修行中の仲間が増えるかも!
ねっ!
ちあさん!
「引き寄せ」現象に私も驚いてます。
「清掃生活」というせれにてぃさんの
ブログのタイトルにびっくりしました。
驚きの引き合わせです。
だって、
私の連れ合いは
「清掃作業員」なんですよ~!
びっくり、びっくりの毎日です。
坂本信一氏の書かれた「ゴミにまみれて」は、ほんとに良著です。古本でしか手に入らないのが不思議ですね。整理がつき次第、このブログで紹介させていただきますね。
コメントを読ませていただき、またまた書きたくなって登場しました。
>あるがままのわたしさんへ
なんだかうれしくなりました。
お連れ合いが「清掃作業員」なのですね~!
プロとしてのご苦労はいかばかりか。。。と思います。
>ちあさんへ
「ゴミにまみれて」、もう絶版なのですか。
草の根通信連載時代から、読んでいました。
私も、続編を読みたいです!
草の根通信の読者かな?と、推察どうりだったので、
またまた嬉しくなりました。
実は、わたし
「ゴミにまみれて」に出てくる
「愛子」なんですよ!(本名ではないですが)
続編は「子育て苦悩偏」かな!?
まぁ、あの後、我が家は大変だったのです。
お連れあいの方だったのですね!
うれしいご縁に感謝です。
本当にほんとうに、続編を期待しています。