渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



林檎の薪は火力こそ楢には負けるけど
火付きと火持ちはとってもよいみたい。

とっても固い木だし
林檎の実って表面に油が乗ってるじゃないですか
木にもそういう成分がたくさん含まれているのか
あっという間に着火
そして長く燃えるから、寝る前にストーブに入れるには最適な薪かも。

僕が部屋に火をつけるのは大体19時くらい。
石油ストーブと違って部屋が暖まるのに時間がかかるから
ちょっと早めに火をつけるんだけど、
(正確に言うとストーブが温まりだすのに時間が掛かる)
先日、火をつけようとストーブに近づくと、ほんのり暖かい・・

おや??
と思い、フタを開けると・・



『おき』が残っていました。
たしか、最後に薪を入れたのは今日の午前1時頃・・
ということは16時間、、半日以上燃え尽きずに残っていたのかあ、、
すごいなあ・・


薪ストーブの着火には手間がかかります。
なれないと煙ばかりでいつまで経っても火が付きませんが
『おき』がのこっていれば話は違います。


息を強く吹きかけると


パチパチと音を立てながらまるで息を吹き返すように熱く激しく燃え上がります。

顔に遠赤外線を感じながら灰をかぶりつつ息を吹き続けるのであります。

細い焚き付けを2本くらい
間隔をあけて『おき』の上に並べて
その上に薪を2本隙間を開けて並べて
あとは空気の調節穴を全開に、フタを完全に締め切らずに閉じて
ほおって置けばちゃんと火が付きます。
フタの隙間に耳を近づけると
『ゴオ・・・』と煙突に空気が吸い込まれていく音が聞こえます。
この吸い込む音が着火の保険のようなもの。



この色とぬくみ、
昔の人が火に命があるとか
神様が宿っているとか
言った気分がなんとなくわかるような、そんな気がしますね。

スイッチ一つで火が付くわけでもなく、なにかと面倒な薪ストーブですが
飛び散った灰を掃除しつつも
自力で火をつけるのはなんとなく楽しいものです。

昔から身近にあった薪ストーブが
こんなに楽しいもんだとは・・
そう感じるようなった、歳をとった と
いうことかな?(^^;




コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )


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コメント
 
 
 
  (ottoberry)
2005-11-20 16:11:10
火を見ているとボーッとしますよね。

火の中に取り込まれてしまいそうな感覚。

言い尽くされていますが、やはり遺伝子の中に織り込まれた情報がそうさせているのではないかと思わずには居られません。

灯油ストーブの一定の炎を見ていてもいまいちですが、薪から出る炎には思わず引き込まれてしまいそうになりますよね。

血の中に眠る太古の記憶なのでしょうか?



炎で肉の塊をあぶって食べたらさぞや美味いだろうなぁ。 ←って、結局喰う事かい!!

 
 
 
こんばんわー (NAO)
2005-11-20 22:22:24
ottoverryさん

いつも見てくださってありがとうございます



函館のハンバーガー屋さん

今度行こうと家族で話が付きました(笑



やっぱり刻み込まれた記憶って

あるんじゃないですかね

素直にそう思います。



シシカバブーー

みたいにして食べたいですね

囲炉裏もいいなあ

お小遣いをためて

オーブン付きの薪ストーブを買いたいなあ



まじめに想いはじめております(^^;
 
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