渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



ひさびさに一本完成。
今回は天然オイルのみの仕上げで終えました。
網は知人が染めてくれた草木染 たしかリンゴだったとおもいます。
いい色ですね、某氏、ありがとうございました!



良いランディングネットって何なのでしょう??
この辺は人それぞれだし、考えても仕方ないとか
ただ魚すくう道具じゃないの??みたい意見の方もいらっしゃるでしょうね。
もちろん全部正解な話で、極論言えば必要ないかもしれませんしね。

でも
ハンドメイドのネットを使いたがってくれる方はいらっしゃるわけで
機能的な事だけ言えば1000円以下のネットでも事足りるわけですよね。

ボクは道具である以上、魚を入れやすいことが一番だってずーっと思っていたわけでしたが
3年程前に、とある方にランディングネットは写真を写すためのものだと言われたことがあり、
非常にショックを受けたものでした。

魚映りがよいネットとは魚の形に合わせて幅の狭いネットということらしいのですが
たしかに魚の収まりはよいのですが
この形状は魚の取り込みがよろしくないことは間違いないところです。
で、魚が入っていないときの形はなんとも貧弱で間の抜けている形に思えて
自分では作る気持ちになれません、背中にぶら下げるつもりにはなれません。
(あくまでも自分の好みの話です、否定しているわけではりません。)


ところがその後、友人との話し合いの中で作った奇抜な一本は
まさしく魚の収まり最優先のネットで、グリップも縦にしたりと奇妙な(笑
一本となりました。
ある意味自分の一番痛いところを突かれたような製作だったわけですが
出来上がったネットはなんともいえない存在感・・
ここまで極端に偏ってみると、なんか面白いかも??とっても気に入ってしまったのです。
とある展示会で飾らせてもらったのですが、おそらく一般受けはしなかった・・ハズ(^^;
しかし、新しいことに挑戦したことはボクにとっていい経験だったと思えたのでありました。


今後はさらに幅の狭い、写真撮影のときに魚の収まりの良いという3年前に出された宿題に挑戦してみようと思っているのであります。
色々悩みそうですが・・なんとなく頭の中にイメージが浮かんでいるので早く形にしたいところです。

何年もかかってこんなことを考える自分は結構保守的なんだなあ、、と再認識します。
いろんなアンテナ出して多角的に物事見れないと
作るものも動脈硬化おこしちゃいそうなのでなるべく頭柔らかくしてがんばりまーす。
そしたらいろんなものを受け入れることが出来ますしね。


で、明日から暫く仕事で出掛けます。
5日程留守になりますが携帯からでも何かUPできればイインデスケドね。

作りかけてお待たせしている方々帰りましたらがんばりますので
もう少し待っててくださいませ。スミマセン。。

じゃ、いってまいりまーす。

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