渓流で逢いましょう 
フライフィッシングつれづれ日記
 



雪の千歳を後にして
現在関西は奈良盆地のなかにいます。

この時期でもこちらの家々の庭先には金柑や寒椿などが赤や黄色と彩っていて
モノトーンの北海道から出てきた者としては
同じ日本と括られながらも北海道とはまるきり違う気候風土に
この国は小さいながらも南北に長いのだといつも思い知らされます。

暦はまさに寒中でありますが
もう梅が咲くと聞かされまして
自転車で梅の花を探しに寒風の中あちらこちらの庭先を訪ね歩きまして
ようやく見つけたお宅でお願いして一枚写させてもらいました。

寒梅・・  春告草 、匂草や香散見草、香栄草とも呼ばれたとか
寒さに耐えぬいて、やがて来る春に向けてどの樹木よりいち早く花を咲かそうと
苔むした木肌にくっきりとコントラストの効いた薄紅の蕾
古代の人々に色や香りで春の到来を予感させた、心待ちな花だったのではと
名前からもなんとなく思いが伝わってくるような・・
そんな解釈をしてしまいます。


さて、僕といえば
一ト月ほどこちらにいるはずだったのですが
急遽キャンセルとなりまして
27日には北海道に帰ることとなりました(^^;

今年も2月雪代前に硬雪を踏みしめて
岩魚の顔を見にいけそう・・
ランディングネットも木工も・・
仕事そっちのけで趣味のことばかり考えてたりして・・(笑

寒い場所に逆戻りですが
やっぱり僕には北海道があってるなあ・・




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