無知の涙

おじさんの独り言

女の子と出会う方法

2011年02月16日 | 

前回からの続きです。

 

その不思議な物体。

黒いもこもこのジャンパー着て変なスキー帽みたいなの被った丸い物体。

それはなんか僕のコトをジッと見るなり、こっちへ近づいて来る。

ひいっ、く、来るな。
だいぶ距離を取ろうと離れてゆく最中に、

Kさん「なにシカトしてんだよ!」


あ、Kさんだ。
どうも久しぶり。

あまり目がよくないし、そんな帽子かぶんのって、スキーする人か銀行強盗する人しかいないからさ。


どうやらKさんも今日の会議に出席するようだ。


会議はいつも通り退屈なモノで、寝てない僕には格好の睡眠タイム。


終わったらHさんとI課長と飲みの約束をしているので、体力も温存しておかないと。


そうして会議は終わり、無理矢理Kさんも誘って新宿へGO!

久しぶりに歌舞伎町にある虎の子という居酒屋へ行ってみると、だいぶ内装が変わってた。


飲みの席では新婚ホヤホヤのKさんから女の子と出会う方法の講義が始まる。

メンバー内で独身なのは僕とI課長。
I課長はバリバリ婚活中。僕はトンカツの方が興味ある程度。


意外にKさんはプレイボールで、いやプレイボーイで、僕が知る限りではKさんに彼女がいなかった期間はほとんど無い。

そんなプレイボーイでプレイボールなKさんから、ご教授たまうのである。


【秘伝1】バアに行け。

はぁ、バ、バアですか、どんなバアですか?こちとらバアと言われても、ラーメンバアしか思いつかないもんでさぁ旦那。


そこで【秘伝2】女の子がたくさいるバーに行け。

【秘伝3】そこにいる女の子に声をかけろ。


それってバーじゃなくてもよくね!?と僕は思った。


だが、Kさんが言うにはバーで飲んでる女の子は、男から声を掛けられるのを待っているとのこと。


必ずしもそうじゃないと思うけど、と僕は思った。


まぁ、何にしても、そんなトコで見知らぬ女性に話し掛けられる器量があるなら、最初から苦労はないのである。結果、なんも役に立たないアドバイス。

カラオケを済ませて23:00前に店を出ようとすると、なんじゃこりゃあああああ!なんと雪で真っ白。

居酒屋を出ると、そこは不思議の町でした。

こりゃかなわん、とタクシーで帰ったのだが、これがド混み。いつもなら30分くらいで帰れるのが、1時間かかったのでした。


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