無知の涙

おじさんの独り言

ハイスクール落ガキ① 「友達100人できるかな」

2008年03月07日 | 思い出

高校に入って、まず驚いたのが

自分がすごい人見知りだったこと。

幼稚園から始まり中学卒業するまで、
ほとんど同じような顔ぶれだったので、
友達を作る苦労というのを知らずに育ったのでした。

中学に入学した時には、他の学校の生徒も来ましたが、
クラスの中で何人かは知ってる顔ぶれ。
そいつらと話している内に、他のヤツとも自然と仲良くなれました

しかし!高校は全くの逆
地元からその高校に入ったのは僕一人です。
0からのスタート。

そんな温い環境で育った僕は、
友達の作り方を完全に忘れてしまっていました

入学式が終わって、さっそく教室へ。
共学だったので女の子もいますが、
とにかく男友達を作らねば!!!

友達100人できるかな、作戦スタート。

まずは後ろの男子
何かのプリントを貰って、その内容について話そうと思い後ろを振り返ると、

その男子も後ろを向いて、彼の後ろの人を話してます。
なんか顔見知りっぽい。
すげータイミング外した。

仕方ないので、前の席の男子。
しかし、その男子がこれまた絵に描いたような真面目男子
なんでそんな真面目な子が、こんな高校に来てしまったのだろう・・。
おそらく聞くも無残なコトがあったのでしょう。

ちょっと話が合いそうにもないので断念。

横は女性です。女性でも良かったんですが、
男性よりも女性と始めに仲良くなると、
思わぬ敵を作りだすハメになるのは火を見るより明らか。
パッと見た感じ、金髪のヤツとか、手強そうなのが結構いるので、
最初は大人しくしてるべきです。

そうこうしてる内に、あれよあれよとタイミングを逃しまくり

気づいた時には完全に孤立

100人どころか、一人さえも仲良くなれない。

生まれて初めて味わう孤独感
自分は無力と感じるその瞬間
友達できないやつにそう親近感

何気にラップ調に表現してみましたが、そんな感じ。

あの感じはイヤですねぇ。
なんか暗くなりますよね。友達できないと。

まず前のヤツか後ろのヤツと仲良くなれ。
それが僕の得た教訓でした。

そして事態はますます悪化することに。

意味もなく つづく

 

 

 

 

 

 

 


最新の画像もっと見る