高校に入って、まず驚いたのが、
自分がすごい人見知りだったこと。
幼稚園から始まり中学卒業するまで、
ほとんど同じような顔ぶれだったので、
友達を作る苦労というのを知らずに育ったのでした。
中学に入学した時には、他の学校の生徒も来ましたが、
クラスの中で何人かは知ってる顔ぶれ。
そいつらと話している内に、他のヤツとも自然と仲良くなれました。
しかし!高校は全くの逆。
地元からその高校に入ったのは僕一人です。
0からのスタート。
そんな温い環境で育った僕は、
友達の作り方を完全に忘れてしまっていました。
入学式が終わって、さっそく教室へ。
共学だったので女の子もいますが、
とにかく男友達を作らねば!!!
友達100人できるかな、作戦スタート。
まずは後ろの男子。
何かのプリントを貰って、その内容について話そうと思い後ろを振り返ると、
その男子も後ろを向いて、彼の後ろの人を話してます。
なんか顔見知りっぽい。
すげータイミング外した。
仕方ないので、前の席の男子。
しかし、その男子がこれまた絵に描いたような真面目男子。
なんでそんな真面目な子が、こんな高校に来てしまったのだろう・・。
おそらく聞くも無残なコトがあったのでしょう。
ちょっと話が合いそうにもないので断念。
横は女性です。女性でも良かったんですが、
男性よりも女性と始めに仲良くなると、
思わぬ敵を作りだすハメになるのは火を見るより明らか。
パッと見た感じ、金髪のヤツとか、手強そうなのが結構いるので、
最初は大人しくしてるべきです。
そうこうしてる内に、あれよあれよとタイミングを逃しまくり、
気づいた時には完全に孤立。
100人どころか、一人さえも仲良くなれない。
生まれて初めて味わう孤独感
自分は無力と感じるその瞬間
友達できないやつにそう親近感
何気にラップ調に表現してみましたが、そんな感じ。
あの感じはイヤですねぇ。
なんか暗くなりますよね。友達できないと。
まず前のヤツか後ろのヤツと仲良くなれ。
それが僕の得た教訓でした。
そして事態はますます悪化することに。
意味もなく つづく