無知の涙

おじさんの独り言

今日から俺は ドラマ

2019年01月29日 | テレビや映画

とっくに放映終了してしまい、またぞろイツの話をしてんだよと言われそうですが、「今日から俺は」のドラマがなかなか面白かった。

「今日から俺は」は高1の頃にハマってたので、1991年くらいからサンデーで連載されていた気がします(調べろ)。

80年代~90年代はこの手のツッパリ漫画全盛期で、有象無象のツッパリ漫画が存在していましたが、この作品はその中でもなかなかの異色作にして傑作。

転校をきっかけにツッパリになろうと決め、所謂「デビュー」を果たした三橋と伊藤のダブル主人公が邂逅を果たすところから話は始まる。

とにかく曲がった事が嫌いなド直球人間の伊藤、それに対し卑怯でもなんでも勝てば官軍、変化球どころかイカサマ魔球人間の三橋という正反対のコンビが上手くハマっていて、なかなか小気味よくカタルシスを味わえる。

基本ギャグ路線強めで、そんなに喧嘩ケンカもしてなく気軽に読めるのも良かった。

主人公が卑怯で、基本ギャグ路線、舞台が千葉というと、同時期にマガジンで連載されていた「カメレオン」と少しダブルところがあるが、カメレオンは途中から暴走族路線強めになってしまい、暴走族嫌いとしてはあまり楽しめなくなり読まなくなってしまった。金髪と黒髪のダブル主人公というと湘南純愛組も似ているけど、そんなこと言ってたらキリがない。

というわけで、ドラマ。

三橋・伊藤は完全にハマっていたと個人的には思う。特に三橋。あのクセのある三橋を完全に演じきっていたと思います。

佐藤二郎とムロツヨシのいつもの笑いがちょっとしつこい部分はあったかな。面白いんだけど、あまりクドくなると笑えなくなる。

開久の相良と片桐もハマっていた。ケンカパートもなかなか見応えあって良かった。

原作あり、特に漫画という事で実写にするのはかなりハードル高くなりがちですが、ギリギリ非現実性が薄い題材であったことや、配役の良さもあって、珍しく実写化成功と言える作品になっていると思います。

 

 


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