SPEC翔。
とりあえずの謎は解けたけど、なんか物足りなかったというのが正直な感想。
約1年ぶり且つ約2時間というドラマより長い時間の作品にしては終始ギャグ調が強すぎて少し引いた。ギャグが強いのは元々だけど、今回は話にキレがなかったので終始ダラダラしてる印象を受けた。
当麻のスペックホルダー発動はSPECという作品のメッセージ演出として必要だったろうけど、あの能力はない。
主人公を万能にしてはいけない。これは鉄則。
少年漫画に多いけど、主人公が万能になればなるほどストーリーは薄っぺらくなってくる。
やはり謎というのは謎のままの方が良いんだと改めて思った。
そして唯一の真剣な場面。当麻が自らのSPECを封じるクライマックス。そこで緊急地震速報。
もう何も頭に入ってこない。セリフも。こればかりは仕方ないけど、ちょっと気の毒だった。
それにしてもジムとボールには笑った。