無知の涙

おじさんの独り言

ガンダム00

2014年02月16日 | ガンダム

スパロボZ再生篇に出てくる機体の中で一番のお気に入りになったダブルオーライザー。いやもう、その強さにオッサン心がときめきメモリアル。「俺達が、ガンダムだ!」にはシビれた。


スパロボでお気に入りになると、その作品を観てみたくなる。観てみたくなると言いつつ、実際はめんどくさくて見てないのだが、00だけは観ようと決心し、早1年。


めんどくさいと言うと語弊があるが、意外とロボットアニメ、それもリアルロボット系は作品ごとに色々なテーマが詰め込まれていて、ある種の難解さがあるので、見るのに覚悟がいる。少し程度の興味では重たくて。特にガンダムは話数も多いし、なかなか手が出ない。

そんなわけで、とりあえずTVエディションを借りました。簡単に言うと総集編ですね。

うーん、やっぱりTV版をきちんと見るべきかな、という感想。なかなか面白かったので。

戦争をなくす為に武力介入をするという、けっこうデカい矛盾を抱えて主人公達が戦ってゆくのだが、その行為に対する答えがボヤけてるような。

戦争を根絶する為に、武力を武力で排除するというのは、謂わば人間が人間を裁くような、かなり大それた恐れ多い行為である。神の領域と言っても良いだろう。そんなものが本当にいるとするなら、ということだが、実際には神はいないし、それが問題なのだ。

どれほどの大義名分を掲げても所詮は人間でしかなく、主人公たちが行っている行為は人殺しでしかない。主人公たちが正義というのならば、主人公たちの武力を排除する存在もまた正義となり、戦闘を繰り返してゆくだけ。死は憎しみを生み、憎しみは争いを生む。そもそもすべては1つであるが故の連鎖。それは彼らも分かっているような気がするが。

途中から次第に彼らも変わり始めるのだが、最終的にその思想に対して払われた犠牲の代償が、そこまで価値があるように思えなかった。

映画版に続いているようなので、そこで描かれるのかも知れませんが。

個人的な話ですが、どちらかと言えば圧倒的な力で武力介入をする側に挑んでゆく物語を見たかったです。

ダブルオーライザーはやはりカッコよく、また歴代ガンダムの中でも1位か2位を争うイケメン。

テレビエディション2のダブルオーガンダム初出撃のシーンは素晴らしい。ツインドライブが安定せずに動かないダブルオー。そこにアヘッドが迫る。動かないダブルオーにコクピットの刹那が語りかける。「動いてくれダブルオー、ここにはオーガンダムと、エクシアと、俺がいる!」エクシアのエくらいでUVERの「儚くも永久のカナシ」が流れ始め、ダブルオーが赤く輝き、起動に成功する。ほとばしるGN粒子がアヘッドの弾丸を防ぐ。

これは鳥肌が立ちました。この場面だけの為にテレビエディション2買おうかと思うくらいです。

とりあえずHGのダブルオーを作りたい。

 

 

 

 



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