無知の涙

おじさんの独り言

犬ってコワイ

2008年01月27日 | 怖い話

このブログを始めて間の無い頃に、

犬が苦手、というような記事を書きました。

犬から犬のような扱いを受けたからです。

まぁ犬は賢いですから、僕なんか下に見られても仕方ありませんが。

でも本当に犬が苦手になったのは、もっともっと前のことです。

小学1年の頃でした。

その頃ってかなりの数の野犬が徘徊していました。

遊んでいると、必ず1匹、2匹見ました

けっこうデカイんです。

マンション地区だったので、飼えずに捨ててしまったのだろうと思います。

ある日、友達と遊んだ帰り道で野犬に遭遇しました

警察犬みたいなガッチリして、顔も怖い感じです。

やだな、と思いながら知らんぷりして歩いていると、

なんと後をついてきます。

怖くなったのでダッシュで逃げました

すると追いかけてくる!

しかもなんか吼えていらっしゃる!

殺る気マンマン。

うそーん!!と思いながらも追いつかれないようにダッシュし、

空き地へ入り込みました。

それが大失敗。

僕は空き地の隅まで逃げましたが、そこには塀が。

フェンスなら駆け上るのですがブロック塀です。

もうダメだ!!

僕は覚悟を決めて犬の方を向いて、目をつぶりました。

すると、犬も止まりました。

犬は何かを訴えるような眼差しで僕を見つめていましたが、

さすがに触る気にはなれなかったので、しばらく見詰め合っていると、

犬はツマラなそうにどっか行ってしまいました

食べられる!と思っていたので、思わぬ命拾い。

今にして思えば、犬はただ僕と遊ぼうとしていたのかも知れません。

でもそんなの知らない。

ホントに怖かったし。

今だってそんな警察犬みたいのが吼えながら追っかけてきたら

たとえ犬が遊ぼうとしているのだとしても逃げます

すっごい高いところに逃げます。僕はもう小学1年生ではありませんから。

 

 


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