無知の涙

おじさんの独り言

英語じゃ伝わらん

2020年04月27日 | 2020コロナウイルス

最近のコロナ関連のニュースやら何やら見ててつくづく思うのが、なんでわざわざ英語を使うのか。意味が分からん。

誰に伝えたいのか。日本にいる外国の方に伝えたいのなら分かる。でも当の日本国民が???となってしまっては、それは果たして情報の伝達といえるのだろうか。
 
ロックダウン、といった後に首都閉鎖ですねとわざわざ訳してるし、感染クラスターとか和英混じってるけどね。どっちにも伝わらん。
 
首都閉鎖!だけじゃダメなんですか。集団感染じゃ伝わらないんですかね。
 
なんかね、言いたい語感ではあるのは分かる。ダウンとかクラスターとか響きがカッコいいし、耳インパクトがある。
 
なんか頭よさそう的な。最近よく聞くビジネス用語もそうだけど。
 
メソッドとかエビデンスとか。料理名かな?
 
閉鎖の英語がヘナモンゲみたいな語感だったら絶対に言わないだろうし。
 
表層的なカッコ良さは理解しつつも、内心は無駄じゃね?と心底思う。わざわざ英語から日本語に訳して意味を汲み取る作業が発生するもの。英会話教室に来て卵をタメーゴとか勉強しているわけではないのである。
 
会話にしても文章にしても個人的にこの人は賢いなぁと思えるのは、分かりやすく簡潔に、これを実践している人に尽きる。伝達の作業に無駄はいらんのよ。
 
昨日もテレビ見てたら急にヒューマンディスタンス!とか言い始めててびっくりした。
 
街中で急に言われたら、なんか技でも出すのかな?と身構えるとこですよ。
 
というか、適切にもう2メートル以上って定められてるのに、ヒューマンディスタンスって表現する事で2m以上という重要な部分がボヤっとしちゃいませんかね?
 
最終的にはヒューマンディスタンスを守ろう!とか言ってて申し訳ないけど笑ってしまった。2m以上の距離を守ろう!ではダメだと思った経緯を知りたい。
 
知るまでもなく、他人との距離は2m以上!というよりヒューマンディスタンス!のほうがカッコいいからである。
 
繰り返しになるけど、言いたい気持ちはすごくよく分かる。墾田永年私財法!みたいな。いや、それは違う。
 
でも、ディスタンス!なんて気軽に使ってはいかんのですよ。
 
そう・・・あれは・・・かつてバンドやっていた頃、何故かドラムの自分が曲の歌詞を書かなくてはいけなくて、あれこれ思考錯誤しながら書いていたけど、やはり英語というのはなんとなく使いやすい。文字数にハマりやすい。なんか語感も気持ちよいし。もうなんも思いつかん時とかとても便利。誰も分からんし。
 
和英辞典も英和辞典も持ってない頃だったので適当に聞いたことあるような英語を端々に潜ませて、なんちゃって歌詞をよく書いていた。
 
遥かかなたの空にロングディスタンスみたいな詞をつけて、後々ロングディスタンスの意味を調べたら長距離電話って書いてあってえらい恥ずかしかった思い出。ディスタンスは危険、そう思った。
 
銀河大爆発!っていうよりギャラクシアン・エクスプロージョン!のほうが絶対にかっこいいし。
 
銀河大爆発!なんて言ったら、あれ?近寄ったらダメなおじさんかな?としか思われない。
 
英語もいいけど、大切なことはなるべく分かりやすく伝えた方が良いのでは?と思う今日この頃でした。
 
言っている自分の文章が蛇足ばかりで全然分かりやすく伝えられないという。
 
 
 
 

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