無知の涙

おじさんの独り言

天元突破グレンラガン8

2008年06月05日 | グレンラガン

チミルフの強襲を受けるカミナ。


「ガァアァァ―ッ」

カミナの断末魔の叫び戦場に轟く。

 
消えるカミナの反応。

  
カミナの死が大グレン団に衝撃を与える。


「アニキィィィィィィッ!!」
絶叫するシモン。

 
カミナを失ったショックにより、シモンの精神状態は乱れる。
それ即ち、螺旋ゲージの乱れにつながる。

制御不能。
ダイガンザンは激しい光を放ち、暴走状態に陥る

「一体どうなっちまったんだよ?」
無差別に攻撃し始めるダイガンザン見て、戸惑う大グレン団。

「ダイガンザンが暴走してるの!」慌てるリーロン。

「このままでは火山の火口に…」

暴走し、進むダイガンザンの行く手には火山の火口があった。

「しっかりシモン!聞こえないのっ?」
リーロンは必死にシモンへ呼び掛ける。


通信は届いていた。だがシモンの耳には届かない。

「ダメだ…オレにはもう…何も…何も出来ない…」

 

「シモン!歯ァ食いしばれぇっ!!」


その時、一人の男の声が聞こえてくる。


何かの腕が飛んできて、ラガンに直撃する。

それはグレンの破損した腕だった。



生きていた――カミナは生きていた。


流血に顔を染めたカミナがシモンに言う。
「シモンっ!オマエ自分を誰だと思ってやがる!」


「えっ…」


「オマエのドリルは…天と地と、明日を貫くドリルじゃねぇか!」


「こんなトコで何モタモタしてやがる!オレたちは勝ったんだ!
                 そのデカブツはオマエのモンなんだ!
                           何も不安なコタぁねぇ!」

いつもカミナが背中を押してくれる。
これからも…ずっと。


闇は晴れた。


シモンは一気にダイガンザンのシステムを奪う。


「みんな!もう大丈夫だ!このダイガンザンはオレたちのモノだっ」
シモンのその言葉に沸く大グレン団。

 

歓喜に沸く大グレン団にチミルフが最後の攻撃を仕掛ける。


「キサマらに渡すくらいなら、ワシがブチ壊してくれる!」


「シモーン、来い…一気に蹴散らすぞ。
           合体だよ。最後のシメはグレンラガンでキメてやる!」

 

合体するグレンとラガン。
ラガンがグレンのシステムを支配する事により、
ボロボロだったラガンも一時的に復活する。

「無茶で無謀と笑われようと、意地が支えの喧嘩道ィ!」


「壁があったら殴って壊す!道がなければこの手で造る!」


「心のマグマが炎と燃える!」「超絶合体!グレンラガン!」


「オレを!」


「オレたちを!」


「誰だと思っていやがるッ!!」

「怯むなァ!やれ!やれい!」
チミルフが部下に 一斉に襲い掛かるガンメン。


「ザコはすっこんでろォオ!」

 
カミナの気合いと共にグレンラガンの
全身からドリルが突き出し、一掃してしまう。


チミルフが渾身の一撃を放つ。

だがグレンラガンは放たれた光線を
片手で受け止め、握りつぶしてしまう。


「いいか、シモン。オマエを信じろ…

   オレが信じるオマエでもない。
  
         オマエが信じるオレでもない。

             オマエが信じるオマエを信じろ!!」

戦いの最中に突然カミナはシモンに言う。


不思議に思うシモン。

  
「必ィ殺っ!! ギガァッ!ドリルッ!!」

 

「ブレイクゥゥーッ!!!」

見事チミルフを殲滅するカミナ。

そして-----


「あばよ、ダチ公…」

 

その日オレ達は-----------

かけがえのないものを失った


最新の画像もっと見る