急に聴きたくなって中古ショップで購入。2枚とも950円。安いなぁ。だいぶ前に車を運転しながら聴きたくて実家に持っていたまま、どこかに紛失してしまったこの2枚。
ラルクに出会ったのは18歳の頃だったか。ドラムの勉強の為にインディーズのCDを片っ端からムサぼり聴いていた頃にラルクのファーストアルバムである「DUNE」と出会って凄まじい衝撃を受け、ちょうどそれくらいのタイミングでラルクがメジャーデビューし、次々と発表する曲にいちいち衝撃を受けていた記憶がある。
その中でもこの「tierra」と「heavenly」は特に好きでよく聴いた。ラルクの良いところは曲がしっかりとした情景を持っていて、メロディを通してその感じが聴き手に伝わってくるとこだと思います。
「true」を発表していよいよ勢いに乗ろうとしたところで、ドラムのsakuraが逮捕されてしまい、まさかの活動休止。この件でsakuraは脱退してしまった。彼の独特なドラムがとても好きで、当時は教科書のように思っていたのですごく残念だった。
その後、復活シングルとして彼らのバンド名の由来ともなっている「虹」を発表して、アルバム「HEARTS」をリリース。「虹」はとても良かったけど、アルバム全体的にはあまり好きになれなかった。
シングルを同時に3作発表したり、2枚同時にアルバムを出したりとその後も精力的に活動を続けていたが、ここらへんで僕のラルク熱はすっかり冷めてしまった。「花葬」はすごく良い曲だったけど。
以前に感じていた曲の情景というものがあまり感じられなくなってしまった。たぶんそれは僕の感覚が後退したのだろう。