無知の涙

おじさんの独り言

セミが鳴かない夏

2010年07月24日 | 怖い話

本当に暑い。
どっかの国では1ヶ月くらい夏休みがある、
という話を聞くけど、ほんとこんな暑いと
外での仕事はできませんよね。

死にに行くようなモンだ。


そんな夏真っ盛りな感じな今日この頃ですが、
1つだけ違和感が。

PSPのぼくの夏休みをプレイしつつ、
ああ現実の世界もそろそろ8月だなぁ、
などと考え、ふと気づく。

あれ?現実の世界、セミ鳴いてない、と。

だいたい梅雨明けた途端にミンミン鳴き始める
ような印象があるのだが、思い出せない。
いや、鳴いているよな。


セミが少ないというのは、
天変地異の前触れだという話を何かで読んだことがある。

関東大震災の文献を調べていた時だったか。
というわけで再検索。

あ、これだ。

蝉(セミ)と地震の関係については、
古来から様々な関連性が指摘されている。
即ち、地震の前兆現象を蝉が感じ取り、
七年に一度の”開花”の時期をずらすと言う訳である。

1923年(大正12)9月に起こった関東大震災では、
同年の7月から8月にかけて、
神奈川県橘樹郡登戸村(現川崎市多摩区)の一帯で
蝉が全く鳴かない夏であったと記録されている。
同様の現象は、埼玉や伊豆半島でも見られたという。

また、1707年(宝永4)夏には
伊勢国萩原(現在の三重県亀山市の一部)で
「蝉の声悉く打ち止まん…一帯真夜中の様に静寂也」
と記し、天変地異の前触れではないかと
心配した村民の不安を庄屋が地元の郡代に申し出る
という記録が残されている。

死者2万人とも言われる宝永地震はその年の10月に起こった。

更に11月には世に言う宝永大噴火と呼ばれる
富士山の噴火が起こり、農作物に大被害を与えた。

 

ということで、セミが鳴かないってことは、
ちょっと不吉な現象なわけです。

そんでその事を職場の人たちに話してみると、
「セミって31℃を超えると鳴かないそうですよ」

あ、そうなんですか。

 


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