無知の涙

おじさんの独り言

不味いラーメン

2007年10月30日 | 日常

えー、今日はとびきり不味いラーメン屋でラーメンを食べてしまいました。

もちろん、そこが不味いラーメン屋だとは知りませんでした。

ラーメンにも色々あって、すごく美味しいラーメン屋美味しいラーメン屋普通のラーメン屋ちょっと不味いラーメン屋不味いラーメン屋ぐらいに階級が分かれると僕は思っておりますが、美味しいラーメン屋を探すよりも不味いラーメン屋を探す方が難しいと思っております。

ラーメンという、ある種もう一つのジャンルとして確立されている食べ物を、ハッキリと不味いと思わせるぐらいに作るのって逆に難しいよねと思うのです。

いやー不味かったですねぇ。ビックリしました。

僕は好き嫌いありませんし、出された物は何が何でも食べます。甘い物はダメですが。

前にお好み焼き屋でバイトしてる時に、イランから来た皿洗いのトニーさんという方がいて、ある日トニーさんが日頃の感謝の気持ちを込めて、従業員全員をイランの方が集う会食に招待してくれたのです。

けっこう食べ物の味付けというものは、その国よってかなり異なる場合があります。残念ながら従業員たちの口にイラン料理は合わなかったのです。みんなほとんど残してる感じです。

でも僕だけは完食しました。キツかった。生でタマネギとかキツかったなぁ。

でも食は心意気ですから。作ってくれた人の心意気に食べる方も応える。残すなんて言語道断だ!!

それがサバンナで幼少の頃に捨てられた僕を育ててくれた猿のボナンザからの教えです(ちょっと本気にされそうでマジ怖いですが、もちろんジョークですよ?)。

で、そしたらイランの方々が大感激(トニー含む)。スタンディング・オベーションです。

困ったことに、それからというもの何度もイランの方々から僕だけ会食のお招きに預かりまして有難うございます状態。

身から出たサビ。

そんな心意気もほどほどに、な経験を持ってる僕が不味いとハッキリ思い、そして食べきれないのだから、さぁどうしようです。

もやしソバを注文したのですが、出てきてビックリ。

アンカケもやしがドッサリ。

もやし、アンカケの中でドロドロ

モヤシのシャキシャキした食感は見事なまでに死に絶え、個性は無視され飼い慣らされて状態です。

アンカケもやしの下には普通のスープがあるだろうと、埋蔵金発掘くらいの期待を胸にかきわけてみましたが、底までアンカケ。

アンカケ状だから、ものっそい熱い猫のように可愛い舌を持つ僕には到底ムリ。

もやしソバを注文して、何故だ・・・。

しかも味が無いのです。見た目でスープが白っぽいから何味?とは思ったのですが、なんだろう・・・塩味?ちょっとショッパイというのは感じましたが・・・。

麺は細麺でしたね。

互いの個性が見事にぶつかり合って意識不明。

醤油をぶちこんでやりたい衝動に何度も襲われましたが、敢え無く断念。

 

-500円でした。

 

 

 


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