無知の涙

おじさんの独り言

音楽スタジオ

2016年07月11日 | 日常

去年よく一緒に働いていた職人さんたちがバンドやっていたので、よく音楽の話で盛り上がっていました。

ミランダ・セックス・ガーデンやブラッディー・バレンタインで盛り上がれる時がまた来るとは思っていなかったので、たいへん嬉しい。

今年の3月くらいに酒飲みながら今度スタジオ入りましょうと盛り上がって、社交辞令的なノリかと思っていたが、ついに先週末にその約束が果たされることになり。

OKしたものの、不安でいっぱい。20歳でバンドやめて、21歳のときに遊びでライブやって以来のドラム。それからしばらくは惰性で練習していたが、今の仕事始めてからもうスティックすら持っていない。

持っていないというか、手に持ってうんぬん以前にもうスティックを所持してない。引っ越しの時に捨てたのか。買わないと!東京都内にドラムスティック売ってる楽器屋さんてどこにあるの?分からん。もうガンプラ売ってる店しか分からん。

御茶ノ水までいかないといけないのか・・・。スマホで探すと渋谷にあった。そういえばここらへん楽器屋が密集していたな。

その中にドラム専門店があり、入ってみるとレジ前にスティックの棚がある。あらかじめ2本くくられて売られているので、手に持って振ることができない。バラ売りしてよ。

いろいろ並んでいるスティックを手にしてみるが、どんな太さのやつ使っていたのかなんてもう覚えていない。始めた当初はとにかくドラムは力で叩くものだと錯覚していたので、和太鼓と勘違いしてない?てスタジオのオーナーに聞かれちゃうくらいブッ太いやつ使っていたけど、終盤はもうかなり細いやつにしていたような。

あ、そういえば、なんかラルクアンシエルのsakuraモデルとかいうの使ってたような・・・。スティックが黒く塗られていて、白い模様が入ってるやつ。

今思うとすっげぇハズい!!どのツラさげてそんなシャレオツなスティック振っていたのか。い、いえね、黒い塗膜の部分がちょっとザラザラ感があって持ちやすかったんですよ、へ、へ、へ。

もう家だったら枕に顔をうずめて悶絶してるレベル。

い、いや、そんな過去の記憶と戦ってる場合ではない。

どうせもうろくに回せなくなってるんだろうし、一番細いやつにしたかったが、やはり耐久性が心配。とうぜん細いやつは折れやすい。力入れてちょっと変なところ叩いちゃうとパキパキ折れる。チリも積もればマウンテンで、けっこう痛い出費である。

結局細くもなく太くない至って普通のスティックを2セット購入。ゲームとかでいうとこのバランスタイプ、初心者も安心なやつ。そうしてそそくさと店を退散。1セット1200円くらい。高くなったのか、安くなったのか、それすらももう分からん。

家に帰り、封を解いてスティックを握ってみる。思ってたより違和感はない。何か合わせてみるかと思ったけど、メトロノームも何もない。そういえばもうラジカセもないもんな。

ラジカセって。コンポだろ。

そういえば摩擦で手のひらにできた水ぶくれの痕もキレイに消えたな。よーく見ると少しまだ皮膚の色が違うけど、もうパッと見はぜんぜん分からない。まだ始めて間もない頃に何度も何度も同じ場所に水膨れが出来ては潰れて、そこだけ皮膚が変質した痕。当時は一生消えないんじゃないかと思っていたけれど。