無知の涙

おじさんの独り言

合・・・コン?2

2013年05月22日 | 日常
次回予告というのはその名の通り「次回の内容を予め告げておく」という意味であり、次回予告をした内容を勝手にブッちぎって良いものではない、と僕は思う。

何故なら予告の内容に釣られて見に来たわけであり、それと全く違うものが出てくれば、なんかもう、あれ、ビックリする。



そんなわけで、知った数人でYくんの出産祝いをしようという話で呼ばれたら、全然知らない男女が12人もいたです。



乾杯が終わり、コースの料理が運ばれてくる。


だいたい14人で3チームくらいに分かれた感じ。僕が含まれているチームは5人。男3、女2。


作戦通りにYくんから子供の話を聞きつつ、時折ガンダムネタやドラゴンボールネタなどを匂わせ、その反応で周囲にいる人達のだいたいの年齢を探る。

たぶん斜め右前にいる女性と隣の男性は年齢が近いな。反応良し。問題ない。

そうなると微妙なのは、若そうなギャルっ子ひとりだけ。ワハハハ圧倒的じゃないか我が軍は。


そうして無事に1時間30分が過ぎてゆき、知らなかったおじさんも、ちょっと知ってるおじさんくらいにはクラスアップでしただろう。

そろそろ会計かなとチラチラ店員の動きを見るも、一向に会計しに来ない。

Sくん「あ、3時間なんで、まだ大丈夫ッスよ」

だよね!


いや決して楽しくないわけではないのだ。むしろ楽しいけれど、やはりこういうのは僕は好きではない。


よくある意味不明な言葉で表現すると、「スタイルが違う」のである。


そうして3時間が経過し、店を出る。明日は月曜だし帰ろうと思ったが、なんとなく強引にカラオケ店へ引っ張られてしまう。

1時間30分ほど歌って終了。もはや時間は終電ギリギリである。

駅までみんなで行き、下りと上りで二手に分かれる。

僕と右前に座っていた年齢が近そうな感じの女性と、その他。

なん・・だと・・。

僕と2人きりで帰るハメになったA子さんは、僕が降りる駅の5つ先らしい。


なんの話をしようかな、と考えていると、A子さんからなんの仕事をしてるか聞かれる。職種を答える。

次に趣味とか好きなものとかあります?という質問を受ける。

自ら率先して言いたくないけど、聞かれたのなら言うしかない。

ガンダムとかロボットアニメ好きなんだよね、あと仮面ライダーも好きだし、休みはゲームざんまい。


ひどい。小学生と変わらない。もう少しオブラートに包まれた表現をすれば良かった気もするが、言っちまったモンは仕方ない。

小学38年生です、と言ったらウケた。これがスベっていたら途中下車の旅が始まるとこであった。


「でも今オタクの人ってモテるんですよ」とA子さん。

なにそれこわい。オタク100人に聞いた結果、オタクが好きと答えた方が98人いました、とかじゃないの?

「浮気をしなさそうで、女性を大切にしてくれそうな雰囲気がするみたいですよ」

雰囲気の話にしてはえらい具体的だな。

いやぁ、オタクだって浮気する人もいるだろうし、幻想だと思うけど。


「え?浮気するんですか?」

え?俺が?

浮気って状況結果なので、あらかじめ「浮気がんばりますッ!」と思ってる人はいないと思うけど。

それに今は浮気しようがないから何とも言えないけど、経験測で言えば浮気はしたことない。と思う。された事はあるけど。2回ほど。

オタクだからとか、オタクじゃないからとか、男だからとか、女だからとか、あんま関係ないんじゃない?

理路整然と事が運ぶ方が稀有である。人間というのはとかくトラブルを好む生物なのであろう。 言わなくても良い事を言い、しなくても良い事をし、お互いに傷つけ合う。

それがコミュニケーション。あれ?なんの話だっけ?

だいぶ眠たくて、半分寝ながらそんな事を考えている内に、僕が降りる駅に着いてしまった。


終わり