無知の涙

おじさんの独り言

宴のように

2010年09月14日 | 仕事
昨日は休日返上で日曜出勤(書いてるのは月曜です)。

おかしい。
僕の仕事は、一段落したハズなのに。


先週は北海道で、あんなに楽しい時間を過ごしたんだ。

それが、どうしてこんな事に。



それは先週の月曜日のことであった。

平和な昼下がり。

北海道の余韻に浸りながら昼寝をしていると、電話が鳴った。

まったく、気持ち良く昼寝してると言うのに、一体誰だ。

電話を取る。


N所長「おまえ!いま暇だろ!」


北海道の楽しかった思い出が瞬時に飛んだ。


電波悪いフリして叩き切ろうかと思ったけど、携帯じゃないから無理でした。


しかし頭から暇だと決めつけられるのは腹が立つ。

「暇じゃなありませんよ」
と反論する。

そんなに忙しくないだけで、暇ではない。

所長「いや、暇だ!おまえ暇だろ。暇だから手伝いに来い」


じゃあ最初から聞かないでもらえますか。


いまN所長は、とある大きな仕事をやっていて、できれば、なるべく、確実に近づきたくない。


嫌だなぁと思いつつ、
一日執行猶予を貰って
水曜日にその職場へ。

早く来すぎたのか、
N所長が来てない。

10分ほど待っていると、ようやくN所長登場。

「おはようございます。」と僕は挨拶した。

所長「あれ?おう、来たか」

あれ?って言ったよね?今。

人を暇人扱いまでして、
無理矢理に呼び寄せ、
呼び寄せたことを忘れちゃうという、いつものパターン。

NTフィールド全開だね、相変わらず。


僕「えーと、どこに座れば良いでしょうか?」

所長「ここに机を置けよ」 と言って、所長の机の横のスペースを指さす。

やだよ。
全力やだよ。

僕「所長の横じゃ仕事になりません」

所長「いいから置けよ」

よくねぇよっ!

とは言っても、この事務所で机が置けそうなスペースは、もはやそこしかない。

やれやれ。
仕方なく所長の横に机を置く。


うわ、なんか小学生の時の特別席を思い出す。


さーて、パソコンもセットしたし、仕事に取り掛かるか、と思ったら、いきなりN所長が怒声をあげる。

うわ、ビックリした。

この人は怒る時に、段階がない。スタートでいきなり5速に入れちゃう感じ。

水戸黄門なら、いきなり印籠を相手の顔面に投げつけちゃう感じ。

瞬間湯沸かし器。


そこで終われば良いが、
怒鳴られたナントカ副所長が反撃に出る。

所長の机(僕の目の前)まで来て、ギャーギャー言い始める。

アフリカの民族が宴でも始めたかのように、机を叩き合い、書類が飛んで、僕が拾う。

あんたら天災か。