今日でGWも終わり。
例年通り仕事ザンマイで何もない日々でした。
でもGW中にずっと資料作ってるくらいだから、
ようやく資料もまとまり始めました。
とりあえず僕の方で作成する資料は終わったので、
何か手伝えることがあれば、と
向かいの席にいる若き19歳に聞いてみました。
「あと何が残ってるの?」
「え?弁当ですか?」
ちげーよ。
いつ弁当の話した。
そもそも弁当なんてないでしょ。
そうこうしていると、
GW中、全く姿を見せなかった所長が。
来たそうそう「おい!」
と呼ばれました。
行ってみると、なにやら紙切れ2枚渡されました。
見ると所長が書きなぐった文字が敷き詰められてます。
「悪いけど、これワープロで打ってくれ」
ワープロ・・・。
久々に聞いた。
「パソコン、ですね」と僕。
所長って普段は達筆ですが、
急いで書いたりすると、もう何がなにやら。
「いいか、1回読むぞ」
と言って自分の書いた文字を首をかしげながら読む所長。
僕も首をかしげながら後を追う。
すると全く不可解な文字が出てきましたよ。
『当社は大変ダンシンな提案を考案しており・・・・』
ダンシン?
ダンシングですか?
ステキなサムシング?
「所長」と僕は冷静に口を挟む。
「ダンシンって何ですか?」
「あ?ダンシンってあんだろ、新しいとか、そんなん」
「斬新、独自の発想で、
それまでに類を見ないほど新しいさま、
の事ですか?」
「そう、それ」と所長。
そうして一度ざっと読み通しましたが、
文法おかしいし、重複も至るところに。
まぁそんなのは僕が直しますよ。
しかし、さすがに所長も恥じるトコロがあるのか、
「ちょっと待て、1回書き直す」
と言って、新しい紙に書き始めました。
1時間後・・・
「できたぞ!!」
僕は所長のもとに行って、紙を受け取りました。
さすが達筆。
字はキレイに書き直され、文法もまとまってました。
でもダンシンのままでした。