昨日のブログで
好きな作品がパチンコとして商品化され、大ヒットなんかしてしまった日には、当時からのファンの方は複雑な思いだろうな、
というような事を書きましたが、
僕もエヴァのパチンコが大人気になり始めたときは複雑でしたね。
散々「オタクが見るアニメ」とコキ下ろしてきた人たちがパチンコでエヴァにハマリ、
ようやくDVDを見て「エヴァってオモシロイね~」
なんて感動してる姿を見る度に、んんん、と苦い思いをしました
先に見てたから偉いワケではないし、後になって作品の良さに気づくなんてこと、
僕だってけっこうありますから、彼ら、彼女らを悪くは言えませんが。
ただ、なぜ見もしないものを批評できたのか、と驚くばかりです。
オタクだろうとシャタクだろうと、オモシロイもんをオモシロイと思って何が悪い、というところはありますね。
表現方法の違いだけですから。
アニメも実写も人形劇も、音楽、絵、小説、ゲーム、
それら全て表現する手段が異なっているだけで、ようは誰かのメッセージです。
そのメッセージに対して、自分が共感できるか、できないか、
ただそれだけのことだと思いますけど、僕は。
それらのメッセージは自分の知らないものを教えてくれたり、
自分の気づかなかった何かに気づかせてくれたりしますので、
時間がある限りいろいろな作品に触れたい、と思います。
なんて偉そうに言ってる僕も、
推理小説は嫌いですし、
クラッシックだって嫌いな作曲家はいますし、
絶対に受け入れられないバンドもいます、
ホラー映画が大っ嫌いで、
目が異様にデカイ女の子が出てくるアニメも大っ嫌いで、
と様々に嫌いなものはあります。
でも一応そういうコトを言うのは、あくまで作品を見聴きしてから判断するように心がけています。
見もしないうちから、あれは良くない、なんて言えません。
っていうか言えませんよね。
どんな作品であれ、作っている人は一生懸命。
大真面目です。その人にとっては我が子みたいなもの。
それを見もしないで、ダメだのなんだのとは、
とても言えません。
人の陰口もそうですが、全ては己自身に返ってくることです。
別に誰が陰口叩いても勝手に言わしとけばいい、というスタンスで生きていますが、
こちらが誰かを悪く言う場合には、けっこう考えますね。
いやいや、どう考えても許せん、と思う場合には盛大に文句を言うこともあります。
もちろん僕自身がそんなこと言うに値した人間ではないことは重々承知の上で。