「差不多」的オジ生活

中国語の「差不多」という言葉。「だいたいそんなとこだよ」「ま、いいじゃん」と肩の力が抜けるようで好き。

真夜中の弥次さん喜多さん

2006-01-24 | 映画
「木更津キャッツアイ」「マンハッタンラブストーリー」「タイガー&ドラゴン」などで知られる脚本家・宮藤官九郎さんの初監督作品。しりあがり寿原作の漫画「真夜中の弥次さん喜多さん」を映画化した作品を借りてきました。

一言でいえば、ナンセンス漫画の雰囲気を損なわず、よくナンセンス映画に仕立てた。さすが、というところ。

<ストーリー:goo映画から>
「オイラ、リヤル(現実)がとんと分からねえ」と、虚ろにつぶやくヤク中の恋人・喜多八(中村七之助)を、なんとか立ち直らせたい弥次郎兵衛(長瀬智也)は、「リヤルは当地にあり!」と書かれたお伊勢参りのDMに一縷の望みを託す。手に手をとってお伊勢さんを目指し江戸を後にするディープに愛し合う2人。が、禁断症状に苦しむ喜多さんを連れての旅は、当然波乱を呼ぶ。まずは、箱根の関所を通るために、鬼の番人・木村笑之新(竹内力)から笑いをとらなければならないのだが…。

説明するだけ野暮です。ナンセンスですから。クドカンワールドお得意の、場面の突然転換、突然始まる夢と現実の境界のような世界。まさに「リアルがわからない」そのまんまの話です。

ちょいと気合をいれないと感想らしい感想がかけません。きょうはこれにて失礼をば。

長瀬智也、かっこいい!