もやしもん
2006-03-31 | 本
石川雅之さんの漫画「もやしもん」。「菌」が人格を持って見えるという特殊能力を持つ青年を主人公に、「農大」で繰り広げられるどたばた、といったストーリー。なんか紹介にもなっていませんが、そんな内容です。
醸造や発酵のお勉強になります。なにせ字が多いので。そう書くと敬遠されそうですが、難しい漫画ではないです。くすくすと笑ってしまう。
絵が下手で登場人物の区別はつきにくいし、男女の別すら怪しい。でも、「菌」はそれぞれに表情が違っていてかわいい。「A・オリゼー菌」なんか特にお気に入り。
本筋よりも、欄外の人物紹介とか、表題につける一言とかがなんともとぼけた味わいがあります。「ま、どうせちなみになんですが」といった感じの恥じるような、自己主張しているような、遊び心があるとでもいいますか。変わった漫画ではあります。
発想の面白さで一本とった作品といえましょう。再生紙に大豆インキで印刷した、と帯にデカデカと書いていますが、これも別にエコだからという感じではなく「ま、これもちなみになんですけど」という感じの、どこか恥ずかしげというか、ひねたようなというか、ちょっと物陰からこっそり顔を覗かせたような、なんだかそんな印象を受けます。自分でぼけて自分で恥ずかしいから突込みをいれているというか。あ、そうそう。2巻目はカバーをはずして表紙と裏表紙も読んでくださいね。
不思議系漫画なのでありました。
醸造や発酵のお勉強になります。なにせ字が多いので。そう書くと敬遠されそうですが、難しい漫画ではないです。くすくすと笑ってしまう。
絵が下手で登場人物の区別はつきにくいし、男女の別すら怪しい。でも、「菌」はそれぞれに表情が違っていてかわいい。「A・オリゼー菌」なんか特にお気に入り。
本筋よりも、欄外の人物紹介とか、表題につける一言とかがなんともとぼけた味わいがあります。「ま、どうせちなみになんですが」といった感じの恥じるような、自己主張しているような、遊び心があるとでもいいますか。変わった漫画ではあります。
発想の面白さで一本とった作品といえましょう。再生紙に大豆インキで印刷した、と帯にデカデカと書いていますが、これも別にエコだからという感じではなく「ま、これもちなみになんですけど」という感じの、どこか恥ずかしげというか、ひねたようなというか、ちょっと物陰からこっそり顔を覗かせたような、なんだかそんな印象を受けます。自分でぼけて自分で恥ずかしいから突込みをいれているというか。あ、そうそう。2巻目はカバーをはずして表紙と裏表紙も読んでくださいね。
不思議系漫画なのでありました。